高級スピーカーを揃えている川越のジャズ喫茶『カナン』に行ってじっくりジャズを聴いたら鼓膜が妊娠しました

川越にすごいジャズ喫茶があるらしいと聞いて行ってきました。

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ログハウス!

この日は車で行ったのですが、道路を走ってたらいきなりこういう森みたいな敷地が出てきてびっくりします。

入ってみたらたまたまこの日は急用ができたらしくてカフェがお休み。残念。死のう。と思っていたら

「コーヒーはないけどよかったらこっちの部屋で色々聴いてみて!」

と社長さんが奥のスピーカーの間に案内してくださいました。もう部屋の中にあるものからして色々ヤバい。ワクワクしすぎて気が狂いそう!

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「どんな音楽が好き? お、ジャズ? じゃあこのトリオのやつを聴いてもらおうかな」

ってかけてもらったCDがたまたまライブバージョンだったっていうのもあるかもしれませんが、聴き終わった瞬間に立ち上がって拍手しそうになりました。
一曲が終わって、うおおおって鳥肌が立って、目を開けて、アーティストの表情を見ようとしたらそこにはスピーカーしかなくて、ああそうだったスピーカーで聴いてたんだったって思い出すぐらい音の世界観に浸ることができたわけですね。マジでびびった。

 

ちなみにいくつか聴かせてもらったスピーカーの中でも一番ビビッときたのはこのKEFのLS50ってやつです。

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ぼく「うお。ちっちゃいのにとてもいい音…! これいくらぐらいするんです?」
社長「いくらだと思う?」
ぼく「ペアで30万円ぐらいですか…?」
社長「みんなそう言うんだよね。30万円から40万円ぐらいの音だって。けど残念。ペアで15万円で買えちゃう」
ぼく「安い!」

 

いやいや全然安くねーわ!

ってなると思うんですけど、 聴いてみたら本当に感動するレベルの音でした。結構ちっこいのに再現度がすごくて、すごくいい音で、なんかもうよくわからないけどとにかくすごいです。

ちなみにこのスピーカーを作っているKEFっていう会社はBBC(イギリスの放送協会)のモニタースピーカーをずっと作り続けている会社です。そりゃ技術力もすごいわっていう話ですね。 まあこのスピーカーを15万で買うかって言われると買わないですけどね! そんなもん手が出るわけないですね! けど本当にいい音でした。一回聴いてみるべきだと思う。

 

で、この後ジャズやらクラシックやらいろいろ聴かせてもらったのですが、その中でも一番面白かったCDが

「パキスタンで録音したシタールを2個合体させたような楽器で弦をクリスタルで押さえながら弾くんだけど、名前は忘れた」

ってやつ。説明を文字にしてみると凄まじいカオス感が出ますが、聴いてみるとさらにカオスです。インドっぽい音色で、とても繊細で独特な旋律でした。今まで聴いた音楽の中でもかなり意味不明な部類。自然の中とかでずっと聴いていたくなるような謎の中毒性がありました。多分お願いしたら聴かせてくれると思うので、もしお立ち寄りの際は是非聴いてみてください。

 

さて、この喫茶店がなぜこんなにオーディオにどっぷり力を入れているか、謎に思いますよね? ぼくは思います。明らかに趣味の範囲を逸脱してるレベルです。
質問してみるとなんとこのカフェ、本体はオーディオ機器のメンテナンス&メーカーのTECHNICAL BRAIN。っていうかぼくが聴かせてもらってたスピーカーの部屋がTECHNICAL BRAINの事務所的な場所だったわけです。

で、TECHNICAL BRAINのアンプは特許を取得されているらしくて、お話を伺ってみると

  • 今までのアンプは部品同士が接触する部分が多い設計だったから経年によってバネがダメになったり、そこに埃がたまって接触不良を起こす→音が悪くなる・壊れる
  • んじゃ接触部分を限界まで少なくすればいいんじゃね? と思った
  • マジで限界まで削ってみた。電源とケーブルをつなぐところ意外は全部はんだ付けしてみた
  • その結果10年でも20年でも使えるアンプができた
  • うれしい

という流れらしいです。同社のアンプは世界のいたるところで使われています。もう成功のストーリー性がヤバイですね。ドラマチック!
ちなみに社長さん、電気のこととか機械のことは学校とかで勉強したわけじゃなくて、独学でこのレベルまでたどり着いたらしいです。エジソンかよ。

 

はい、というわけで、カフェに行くって言うよりも美術館とか劇とか、なんでもいいのですが「良いものに触れる」というノリで行かれるといいかと思います。なんか有名な絵とか観るとぞわぞわってくるときあるじゃないですか。あの得体の知れない感覚を何度も味わうことが出来ます。なぜか。

  • アンプが素晴らしいから
  • スピーカーが素晴らしいから
  • 配線が素晴らしいから
  • それを配置したりする技術のレベルがとてつもなく高いから

で、その結果、CDに収録された音源を忠実に再現できる→ぼく感動 という流れだと思います。マジで何度も震えました。

なんかステマみたいになりましたね。終わり。

 

追伸

ぼくは作曲を生業にしていながら機材による音の違いや高級スピーカーの音の良さがよくわからない(謙遜とかじゃなくて本当にわからない)のですが、そんなゴミみたいな耳を持った人間でも感動するぐらいの良さがありました。音楽やってる友達がこっちに来ることあったら絶対連れていきたい。

 

まとめ

場所:埼玉県川越市笠幡215-2
最寄り駅:JR川越線 的場駅

TEL:049-234-1109 (テクニカルブレーン)
TEL:049-234-5515 (喫茶カナン)

ウェブサイト:http://www.technicalbrain.co.jp

 

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猫もいたよ!!!

 

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