かりん酒を漬けた

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彼女の親戚の方からかりんを頂きました。いい匂いがします。酒にしましょう。

かりん酒の材料

  • かりん:1kgぐらい
  • 氷砂糖:500gぐらい
  • ホワイトリカー:1.8リットル

かりん酒の作り方

まず瓶を買うところからです。4リットルの容量で密閉できるガラス製のやつ。

値段を抑えたい方は以下が最安だと思います。

赤い蓋がどうもお婆ちゃん家のようなオーラを出してくるのがアレで、僕はもう少しシンプルなやつがよかったので以下のものにしました。

長期間リビングで漬ける=しょっちゅう視覚に入ってくる

ものなのでここでケチってミスって長い間後悔するよりは数百円多く出してお気に入りのものを選びましょう。

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Amazonで注文したら翌日届いた。

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でかい。4リットルは伊達じゃない。

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丁寧に梅酒の作り方も書いてくれています。裏面にもレモン酒とかのレシピがありました。

さて、まずは瓶を洗いましょう。

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ウワー。

本来ならこの後乾燥させてホワイトリカーを噴霧して消毒するプロセスが入るらしいですが省略しました。「どうせ後からホワイトリカー入れるから一緒やん」と思ったのがその理由です。

そしてかりんを切ります。

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  1. ヘタを落とす(写真左下)
  2. 縦に真っ二つにしてさらに縦半分に切る(写真左上)
  3. そしていちょう切り(写真右下)

という順番。最終的に全部いちょう切りにします。

いくつか参考にしたサイトやレシピでは「めっちゃ硬いから気をつけて!」というコメントがありましたが余裕でした。うちで使っている関虎徹という包丁が最強だからです。

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かりん、氷砂糖、かりん、氷砂糖、かりん、氷砂糖の順番で瓶へ。種も入れます。

種にはアミグダリンという青酸系の成分が入っていて生で食べると青酸中毒、下痢、腹痛を起こします。が、アルコールに漬けたり加熱することで分解されてなんやかんやあって喉の痛みや咳に効く物質になるそうです。よくわかりませんね。初めてこれを発見した人は何考えてこんなことを試したんでしょうか。

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ホワイトリカーはこれ。Amazonほんと何でも売ってるな。

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瓶にホワイトリカーを全部注ぐ。

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蓋を

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密封!

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できた。重い!!!

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最近DIYで作った棚に並べてみました。圧倒的な存在感。

飲めるようになるのは半年後ぐらい。来年の5月ごろには飲めますね。色の変化を眺めながら気長に待とうと思います。

もし種の毒性がうまく分解できてなくて青酸中毒になったらカリン事件という見出しでヤフーニュースの端っこに載るかもしれません。楽しみにしていてください。

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3時間後ぐらいに様子を見てみたら氷砂糖は沈み、かりんは浮いていました。交互に入れた意味ない。

おまけ

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切り落としたヘタの部分は玄関にでも置いておきましょう。帰ってきたらとてもいい匂い。

できた

1年後、かりん酒ができました。うまい。