読んだ:『池上彰のお金の学校』

読んだ。面白かった。

お金の歴史、投資、経済、金融なんかについて全体的にとてもわかりやすく説明してくれてます。

これを読んだからと言って秒速で1億稼げるようになったりするアレではないですが、「経済やお金についてサクッと知りたい。けど本いっぱいあってどれ読んだらいいかわからん」って人はこれ読むといいんじゃねって感じの本です。

堅苦しくなくて、合間合間に豆知識とかも挟まれてて読みやすい。

読書メモ

>よく考えてみると、ただの紙切れとも言えるものが、なぜお金として通用しているのでしょうか p78

>当時は稲を「ネ」と発音していました。それで「これはどれだけのネと交換できるの?」「これはどれだけのネになるの?」という会話が一般的になされるようになり、そこから財物の価値のことを「ネ」と呼ぶようになりました。これが値段の「値」の語源です p97

>実は稲のほかに日本で使われた「みんなが欲しがる共通の物」がもう一つあります。布です。布は、切ったり縫ったりすることで、着るものや、履くものにしたり、部屋の飾りにしたり……、とさまざまな物に換えることができます。つまり、交換用品として優れていたのです。紙幣の「幣」の字は、「布」という意味。ここにも痕跡が残っています p101

>ちなみに中国では、「仲立ち物」として、珍しい貝が選ばれました。子安貝です。模様の綺麗な貝殻でみんなが欲しがるので、とりあえず子安貝を持っておけば、いつでも他の物と交換することができる。そして実はこの子安貝が「お金」の起源なのです p105

>お金に関する漢字にはすべて貝が入っているのです p112

>古代ローマでは兵士への給料は塩でした。当時、塩は貴重品だったのです。とりあえず塩を持っていれば、他の物といつでも交換できた。ラテン語では、塩のことをサラリウムと言います。ここから「サラリー」という言葉が生まれたわけです p113

>お金だけをどれだけたくさん持っていても仕方がありません。使ってこそ価値が出る。それがお金だとも言えます p137

>私たちが納めた税金は日銀の金庫に入っているのです p186

>実はもう一つ、私たちが日銀に納めることのできるお金があります。それは交通違反の反則金です p187

>国債を発行すればするほどお札を刷ることができたわけですから、そうすると何が起きるのか。必ずインフレーションが起きます p232

>「金利」というのは、経済のカラクリのすべてが込められていると言っても言い過ぎではないくらい、重要な仕組みです p273

>女性の場合は、結婚をすると信用度がガクッと落ちることがあります。公務員にしても看護師にしても、結婚すると、「なぜあなたが借りなくてはいけないんですか?」という話になるようです p508

>持ち家にするか借り家に住み続けるかも、それは個人の生き方の問題です p598

>人間というのは、ある程度は行動を規制されるハードルがないと、何でもしてしまうところがある p626

>日本の金融庁は、「銀行業務をするならば、○○銀行という名前をつけなさい」という規定を作っています。シティバンクという銀行もよく見ると、「シティバンク銀行」と書いてあります p670

>逆に、銀行業務をしないのに、「銀行」と名乗ってもいけません。「ソフトバンク」という名称まではいいようですが p673

>保険を一言で言い表すとすれば、「リスクに備えた助け合いのシステム」です p1204

>参加する人数が集まれば集まるほど、破綻しにくい保険をつくることができます。「いざ」という状態になる人の比率が低くなるからです p1210

>「東京海上日動火災」「大同火災海上」「日新火災海上」……。どうですか。損害保険というものが、船が沈むリスクに備えることから始まったことがわかりますね p1293

>所得税というのは、収入から経費を引いた「所得」から、さらに控除額を差し引いたものに対してかける税金だということです p1470

>日本政府は同盟国のドイツの徴税方法を真似することにしました。各企業に対して、「政府の代わりに社員の分の税金を徴収しなさい」と命じたわけです。これが源泉徴収の始まりです p1495

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