【3ヶ月目】古美術商を営む幼馴染の仕事をいい感じにするためにやったこと1個

幼馴染の仕事をサポートしていい感じにするプロジェクトの続編です。今回で3ヶ月目。これまでの様子は以下の通り。

【1ヶ月目】古美術商を営む幼馴染の仕事をいい感じにするためにやったこと5個

2021年7月6日

【2ヶ月目】古美術商を営む幼馴染の仕事をいい感じにするためにやったこと6個

2021年8月9日

無事に業務フローが整って、8月は売上も思った以上に増やせて、やっとひと段落。その上で、さらにいい感じにする方法をずっと考えていました。

事業拡大しようぜ

たっちゃんの仕事を手伝うようになって、頻繁に相談されていたのが事業拡大戦略について。

「骨董の仕事ってブン回せばブン回しただけ利益が出る仕事ではあるんやけど、どうブン回すのがいいのかわからんのよね」

とのこと。

3ヶ月間仕事を手伝ったことで課題が全体的に見えてきて、先月はその課題を一撃で解決するようなクリティカルアイデアを探していました。考え続けながら生活していたところ、運転中にふと「あ、これイケんじゃね?」という方法が頭に浮かびました。今回の記事ではその一部始終を残しておきます。

現状の課題

まずはたっちゃんの仕事の現状の課題をまとめます。

課題1:事務所が狭い

一番ボトルネックになっている部分。現状は2DKで40平米ぐらいのマンションにギッチギチに在庫を詰めこんで、その空間をうまく工夫して使いながら撮影や梱包や発送などの作業をしている状況。目に見えている課題としては

  • 抱えられる在庫の量は40平米に収まる分まで = 事業規模もここで頭打ち
  • 在庫が増えてくると撮影 & 梱包スペースを逼迫するため、都度片付ける作業が発生して効率が落ちる
  • 人を入れて教えるスペースもないので外注化への発展も望めない

などなど。

課題2:事務所と自宅の距離が遠い

事務所がたっちゃんの家から片道20分ぐらいのところにあり、毎日40分を移動に費やしている状況。年間に換算すると240時間。「微妙にダルいんよねこの移動時間」とのこと。

課題3:1人でできる作業量に限界がある

自分の身長よりデカい仏像を仕入れて運搬したり、40kgを超える壺を梱包して佐川の営業所に持ち込んだり、仕事の流れを止めないために50時間ぐらい寝ずにあれこれ作業したりと、「なんでその仕事が1人で回せてるんだ」状態で、体力的に問題ないのか聞いたところ「酷使してる自覚はあるんやけど、楽しいからついやっちゃうんよね」とのこと。すごい。

課題4:物販ビジネスはリモートでできるサポートに限界がある

8月ぐらいからデルタ株マジやべえという状況になり、僕からたっちゃんへのサポートをほぼリモート化しました。直近1ヶ月で直接会って仕事を手伝ったのは1回だけ。

「仕事はだいぶ楽になったけど、もっと近いところに住んでたらもっとあれこれ試していい感じにできるのになー」とお互いLINE通話でよく話していました。

現状の課題を一撃で解決したい

以上が現状の課題。逆に言えば

  • 広くて
  • 住居スペースもあって
  • 僕がサポートできる距離の物件

を手に入れてしまえば一撃で解決できる気がします。そんな物件が……都合よく……

幼馴染を移住させて仕事も生活もいい感じにしよう

スクリーンショット 2021-09-11 17.40.31

あるんですよね。僕が移住してきた信濃町には。

参照:住まい情報 Archive | ありえない、いなかまち

僕「というわけで、移住しようぜ」
たっちゃん「いやいやいやいやwww え? マジで言ってる? 嘘でしょ?」

長野に移住するメリット

たっちゃん「ホンマなんで長野ww」
僕「長野、広くてお手頃な家が見つけやすいねん。たっちゃん埼玉で店舗借りようと思ってた時期あったんやろ? その敷金礼金ぐらいの金額で購入できる物件がざらにあります」
たっちゃん「ほう」
僕「そういう広い家をこっちで買ってしまえば、毎月埼玉で払ってる事務所と家の家賃を含めて、ランニングコストを一気にカットできるやん? その結果、仕事のリスク管理もしやすくなるかと」
たっちゃん「一理ある」
僕「あと友達も知り合いもほぼゼロの埼玉に住み続けるより、信濃町に住んで俺と遊べる人生のほうが絶対楽しいと思う。俺としても仕事手伝いやすいし、幼馴染がこの歳で近所に住んで遊べるのは最高な気がする」
たっちゃん「それは楽しそう」

長野に移住するデメリット

たっちゃん「けどデメリットもあるよね?」
僕「ある。まず最初に初期費用でそれなりにお金かかる。物件取得費用とか引越し費用とか今住んでる家と事務所の退去費用とか」
たっちゃん「うん。埼玉に住み続けるのと比較して、ペイするのにどのぐらいかかる?」
僕「1年ぐらい。長めに見積もっても1年半ぐらいかな」
たっちゃん「なるほど。そのぐらいならそこまで問題じゃないかも。他は?」
僕「いま仕入れに行ってる市場が遠くなるのがちょっとかわいそうかも。けどこれはたっちゃんが今使ってる車が軽ハコで、積載量が限られてるから1つの市場行くのに日帰りの選択肢しかないからで。この機会にハイエースとかアルミバンに乗り換えて、市場3回分ぐらいの物量でもまとめて運べる体制整えれば解決かと。あとは長野近郊の市場を開拓するとか」
たっちゃん「やってみたい。それは完全にアリ」
僕「あとこっちは冬がクソ寒いぐらいかな。けどまあ俺去年古民家で1年過ごしてみたけど、暖房ケチらず使いまくれば普通にあったかいし、そもそも多くの人が何十年も暮らしてる地域やから、なんとかなるよ」
たっちゃん「あー、俺北海道住んでたことあるし、寒さは大丈夫かも。娯楽はどう?」
僕「都会的な娯楽はあんまり期待せんほうがいいかなー。けど埼玉もずっと緊急事態宣言で大した娯楽ないし、今はそこまで変わらんのじゃない? こっちは自然系の娯楽はいっぱいあって楽しいよ。個人的には東京より長野のほうが良い刺激が多いなーと思う」
たっちゃん「たとえば?」
僕「野菜育てたり、山登ったり、キノコ狩りしたり、日本海行って魚釣ったり、庭でBBQしたり」
たっちゃん「ちょっと待って調べたらミヤマクワガタおるやん。捕まえて売ろや」
僕「なにそれ楽しそう。あ、そういえば来年狩猟免許取りに行くから一緒に行こう。銃で鳥とか獣とか撃って庭で炭火で焼いて食おう」
たっちゃん「なにそれ楽しそう」

さすがに即決はできない

たっちゃん「いやー。うん、言ってる意味はわかるんやけど、長野か……。長野て……」
僕「まあそうなりますよね」
たっちゃん「ちょっと考えさせてもらっていい?」
僕「おっけーごゆっくりー」

〜翌日〜

たっちゃん「移住するわー!!」
僕「wwwww」
たっちゃん「よくよく考えたら引っ越したほうが絶対合理的やし、何より人生にこういうデカい変化があったほうが面白い気がする」
僕「おお、良い考え」
たっちゃん「まあ何事もやってみなわからんしね。移住して上手くいかんかったらその時考えたらいいやと思って」
僕「ナイスナイス」
たっちゃん「で、移住ってなにから手つけたらいい?」

内見行こうぜ

僕「そう言ってくれると思って、店舗兼自宅に使えそうな物件内見してきました。3軒見て、ドンピシャな家を1軒見つけてます。オーナーさんに抑えてもらってるから1回見にきてー」
たっちゃん「フットワーク軽すぎへん? 明日行くわ」
僕「そっちも大概フットワーク軽すぎへん?」

で、内見。抑えていたドンピシャな物件というのが

  • 仕入れた商品を広い縁側から直接搬入できる、導線が描きやすい造り
  • 間仕切りを取っぱらえば撮影、梱包、デスクワークの十分なスペースを確保できる続き和室の間取り
  • 今の埼玉の家と事務所を合わせた以上の延床面積
  • それとは別に在庫置き場に使えるでっかいプレハブ小屋付き
  • ハイエースやアルミバンのサイズの車が2〜3台停められる庭
  • 僕の家から車で10分圏内
  • 躯体の状態も良く、掃除さえすればリフォームなしでこのまま住める

というものでして、

たっちゃん「ここしかないやん。こんなん見たら絶対引っ越すしかないやん」

となりました。

値段交渉しようぜ

たっちゃん「この家なんぼで買えるん?」
僕「250万円」
たっちゃん「やっす! マジで? このサイズで? 庭も倉庫もついて? この倉庫建てるだけで300万円ぐらいするはずやけど。長野ほんますごいな……」
僕「もしかしたら価格交渉の余地あるかも。ちょっと聞いてみるわ」
たっちゃん「お願いします」

〜3日後〜

僕「110万円でOKもらったー」
たっちゃん「マジでなんなん?????wwwww」

まとめ:古美術商を営む幼馴染の仕事をいい感じにするために長野に移住させた話

そんなこんなでたっちゃんの物件の購入と移住が決まりました。今月中に残置物撤去業者に入ってもらって、来月頭には引越しです。今月末には僕個人の引っ越しも控えており、人生のスピード感とスケジュール感がバグっている今日この頃。ドタバタ。

ただドタバタしながらも楽しく正しい方向に向かっている自信があります。ご近所に幼馴染が引っ越してきたことで、僕ら夫婦の移住生活の楽しさも5段階ぐらい上がりそう。今から「ご飯いっぱい作れるやん」「なにして遊ぶ?」「骨董の市場でいい感じの照明見つけてくるわ」などなど死ぬほどワクワクしています。

幼馴染にも僕の奥さんにも、僕の周りで信濃町に移住した人には「信濃町めっちゃ楽しい! 移住してよかった!」って思ってもらえるように人生を頑張るぞというのが最近のモチベーションのひとつ。

そんなわけで来月以降も全力で仕事と生活をいい感じにしていきます。「楽しい生活」のさらなる高みを目指すぜ。

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