狐火さんのバックDJしたら死にかけた話

狐火さんが大阪にライブでいらっしゃるということで、ちょうどそのとき大阪の実家に帰っていたので飛び入りでバックDJをさせて頂きました。

IMG_1677

会場は心斎橋FANJ。すごく音の鳴りがいい箱で、機材がどうとかよくわからないのですがとにかく音響の方の技術が凄腕。リハでこっちがミキサーをフラットにした状態で音出したらPAさんが調節してくれるんですが、その状態が本当にベストで、一切いじる必要がないレベルで聴いてて気持ちいい音にしてくださいました。だから本番はDJっぽく見えるかなーと思ってミキサーのツマミをいじったりヘッドホンで確認したりしてたんですけど、あんなもん全くする必要なくて、再生ボタンを押すだけで十分でした。本当にスキル溢れる音響さんでした。ライブ後、狐火さんと2人で目をキラキラさせながらPAさんに「マジで最高の音でした!」ってお礼を言いに行ったレベルです。狐火さんも私もめっちゃでっかいカブトムシ見つけた少年みたいな喜び方してました。

狐火さんのライブは相変わらず流石としか言いようがないクオリティで、後ろでDJのふりをしていた私でさえグサリと刺さるものがありました。一瞬に感じる30分間。狐火さんの人間性、リリック、聴衆を引き込むお話のスキル。ライブでしか感じ取れないものが確かにそこにあります。なのでお近くで狐火さんのライブがあったら是非見に行ってほしいです。ちなみにライブ会場の物販でCDやTシャツを購入後、

「観音クリエイションのブログ見ました!」

と伝えて頂くと、Butterfly Under Flapsオリジナルステッカーがもらえます。(伝えなくてももらえます)

 

.......

 

さて、私たちはライブが終わってからが本番です。
ステージを後にしてから15秒後にはバーカウンターのお姉さんに生ビールを注文しており、いろんなお客さんに

「ライブ終わってからバーカン行くまでめっちゃ速い!!」

と褒められ(?)ました。んでそこからが壮絶で

  • 怒濤の生ビールラッシュ
  • 一回休憩はさもうと思ってジンジャーハイボール頼んだらめちゃくちゃ濃いの出てきてびびる
  • 怒濤の生ビールラッシュ pt.2
  • テキーラ
  • なにがなにやらわからない

という状態に陥りました。下の写真はバーテンさんに「今までの人生で作ったお酒の中で一番キツイやつ作ってください!」ってお願いしたところです。黒魔術みたいですよね。

IMG_1679

 

まあそんなこんなで最終的には終電を逃し、なぜかハナが地元から車で迎えにきてくれました。これだけ聞いたら「ハナめっちゃいいやつやん!」ってなると思うのですが、違います。あいつは悪魔です。
私を心斎橋から地元なかもずまで拉致して、ダンサーのまっちゃんとゆきえちゃん集めて、深夜1時ぐらいから何したと思います?

 

飲み会

 

アホかと。こっちは酔っぱらいも泥酔のレベルも超えて酩酊に片足突っ込んでる状態やぞと。なんなら車で迎えにきてくれるっていう電話のやり取りの時点で「俺もう結構飲んでるから今遊んでもろくなことにならんぞ」って伝えてるんですよ。地面とか歪んで見えてるし自分で喋ってることの半分以上意味分かってないんですよ。ろれつも回ってなくて、そもそも「ろれつ」って舌の動かし方が難しくて全く言えない状態で、それをお前わざわざ地元で

「お待たせしましたーチキン南蛮です!」

ちょっと静かにして!!!!!!

って感じでした。次起きたらゲロまみれでした。

「え?!」

ってなりました。なにこの展開?! ハリウッド?!

んで店員さんとかに謝りまくって帰宅。就寝。たぶん朝4時半とか。次の日みんなで鳥取に遠足行く予定だったのですがそんなもんドタキャンですよ。ハナもたぶん飲んでたからきっとアイツも寝過ごしてうやむやになるだろう。そんなことを考えながら夢の世界へ。
朝9時半。チャイム鳴りまくり。どこのブラック企業やねん…。

「おーいいくぞー!!!」
「起きろーーー!」
「鳥取いーくーぞー!!!」
「おきてよーー!!!」

ハナとゆかちんがオートロックを抜けて実家の私の部屋の目の前まで迫ってきていたのです。何が君たちをそこまで鳥取に向かわせるのか…。砂しかないやろあんなとこ…。と思いながら「今日はホンマに無理やしぜったい行かん!!」と丁重にお引き取り願いました。

結局その日16時間ぐらい寝て、ズタボロの状態で新幹線に飛び乗って埼玉に戻ってきて、そこから丸2日ぐらいお酒飲めませんでした。もうちょっと真っ当に生きたい。

 

追伸:
脳みその片隅に、自分の陰毛をむしってそのままゆきえちゃんに手渡そうとしたっていう記憶があるのですが、どうかこれが事実じゃないことを祈っています。