神門くんの結婚式

神門くんの結婚式に行ってきました。

本当にいい式で、お二人の周りは最高に良い人ばかりで、僕はこの日30年生きてきた中で一番の量のお酒を飲みました。

生きてて良かったです。いろんな意味で。

披露宴

トムさんの乾杯の音頭で幕開け。乾杯の挨拶でDVDとプロジェクター使う人初めて見ました。DVDの内容は「HOW TO 浜コール」。この映像のおかげで出席者全員が浜学園に代々伝わる一気飲みコールを理解。のちにボディブローのように効いてくることになります。

そこら中で起こりまくる一気コールの嵐。披露宴って普通ここまで飲むもんじゃないよな？と思いました。

ちなみに僕たちのテーブルのメンバーは

hinemos野口さん（保護者）
hinemosダイヤンさん（保護者）
浜学園の加藤さん（酒豪）
浜学園のトムさん（酒豪）
DJ和音くん（酒豪）
観音クリエイション（酒カス）

という最強チームでした。アルコールの団体戦があったら日本代表ぐらいにはなってる面子です。

撮った覚えのない写真。「いやいや今日全然飲んでないやん！！　もっと飲めや！！！」とか言い合ってたんだと思います。

ちなみにこの日主役の神門くんは瓶ビール片手に縦横無尽に会場内を駆け回り、ひたすらビールを注ぎまくってました。あんなに酒飲む新郎って初めて見ました。

あと、普通結婚式って高砂席の下にバケツ置いてあるんですよね。たくさんの人からお酌されるけど飲みきれないお酒をこっそり捨てるために。神門くんの席にはそのバケツがなかったです。次々に注がれるお酒全部飲んでました。一体どういう肝臓してるんでしょうか。

途中で開催されたゲーム。各テーブルで紐引いて当たりが出た人たちだけを集め、本線ではサイコロを振って出目の大きさで競うという、運以外の要素が一切介入しないギャンブル勝負。神門くんらしい。

神門くんとライブDJの和音くん。いい笑顔。

そうそう。僕はこの日のために何曲かトラックを提供させて頂きました。

結婚式って入学式とか成人式なんかよりも明確に人生の次のステージに進む感があって、その節目に鳴らす音に自分の曲を選んでくれるっていうのは本当に嬉しいです。ちょっと泣いた。

そんな、愛とお酒と音楽に溢れた披露宴でした。あの日世界で一番幸せな空間だったと思います。

神門夫妻、ありがとう！！

二次会

見てくださいこの生き生きした表情。僕はスピリチュアルなものはあまり信じないのですが、さすがにこの表情の神門くんを見ると彼は一気コールをするために生まれてきたのかな、と思います。前世は麦。

続々と増える犠牲者。もうひたすら一気飲みの連続。控えめに言ってかなり頭が悪い飲み方です。

ラストオーダーで「生中15個」って言って店員さんに死ぬほど嫌な顔されたのを覚えているのですが、その後お店を出た辺りの記憶がすっぽり抜けてて全く覚えていません。アルコール怖い。

後で聞いたら三次会に行く途中で神門くん、加藤さん、僕（この3人はまとめてBIGスリーと呼ばれていたらしい）がどっか行っちゃってて、みんなでいろんな場所を探し回った結果、普通にファミマでたむろしてたとのことです。

ただ僕も神門くんも、おそらく加藤さんもそのときの記憶がまったくなくて、「ファミマ前で一体どんな会話してたんだろう」っていうのがこの日最大の謎です。監視カメラとかの映像があるならお金払ってでも見てみたい。

三次会

まだ生きてるメンバー全員で神門夫妻のスイートルームへ。

ひたすら飲みまくる→何度も死にかけてベッドで寝ようとする→神門くんに起こされる→ひたすら飲みまくる、という地獄のループでした。スパルタすぎる。っていうか新婚初夜に何やってんねんと思う。

そんな危険な飲み方を続けていたら加藤さんがいきなり倒れる大事件が発生。

「え、今の倒れ方マジでヤバくない？」
「頭から行ったよな？」
「いやいやいやいや死んでない？」

などとオロオロしていたら新婦さんと友人さん（みんな看護師）が脈拍の確認、眼球運動の確認、呼吸の確認などをテキパキとこなし、「大丈夫。死んでない」という診断を下してくれました。看護師ってすごい。

ただ、「加藤さん！大丈夫ですかー！」と背中を叩いて意識確認をとっていたとき、ちょっと憎しみを込めて強めに叩いているように見えたのは気のせいでしょうか。

その後の記憶はちょっとおぼろげなのですが、朝4時ぐらいに解散したらしいです。気が付いたら自分の部屋（神門くんがホテルとってくれてた）で朝9時半でした。

起きてビュッフェの朝食とってたら新婦友人のイックさんがいて、

「昨日あれだけ飲んでよくご飯食べられますね」
「記憶ないんですけど胃が空っぽなので多分昨日吐いたんだと思うんですよね」
「うん、吐いてました」
「ああやっぱり」
「ちなみにその介抱したの私です」
「（絶句）」

というやりとりをしました。穴があったら入りたいしその上から砂かけて生き埋めにして殺してほしい。

四次会

iPhoneで「よじかい」って打っても変換候補に漢字で「四次会」が上がってこないことから常識の範囲を超えていることがわかります。

お昼、宿泊組で神戸ハーバーランドへランチに繰り出すことに。

昨日の夜から朝までひたすら飲んでて本気で死にかけてたのに全員普通に全回復してて笑う。なんかもう後ろ姿もたくましく見えてくるから不思議。アルマゲドンみたい。

ぶらぶら歩いていたら謎すぎるガチャガチャを発見。

神門「やすきくん！これやって！！」
やすき「俺352円しか財布に入ってないんだって」
神門「やって！！！」

一同「なにこれ」
神門「僕もらっときますわ」

やすき「今の絶対ブログに書いといて。もうただの強奪やから。俺いま200円使って財布に152円しか残ってないのにそんな人間からなんの断りもなく奪ったよこの男」

DJ YOKOIくんがお土産に水（なんか美味しい水らしく、光るコースターとかオリジナルバッグとかついてくる）を買っていました。1400円ぐらいします。横井くんとはこの日初対面だったのですが、「1400円出して水買うとかこの人頭おかしいのかな」と思いました。

神門「いやいや1400円ですよ？！　水ですよ？！　買います普通？！」

その後ステーキ食べ放題つきのバイキングへ。

もちろんみんな飲みます。

横井くんは車で来てたので飲めなかったのですが、神門くんはしきりに「車売ったら飲めるじゃないですか！　車売ったらお金も入るしそのお金で飲みましょうよ！」って言ってました。思考回路がどうなってるのか全くわからない。

野菜を摂取して「みずみずしい」と連呼するやすきくん。

五次会

神門「やすきくん財布にいくら残ってるんですか？」
やすき「だから152円しかねーわ！」
神門「んじゃそのうちの150円、僕が200円で買います」
やすき「どういう意味よ」
神門「その150円ください。はい、そうです。んでこの200円あげます」
やすき「全く意味がわからんのやけど」
神門「その200円でさっきのガチャガチャやってください」
やすき「独裁者かお前は」

このガチャガチャやり終わった時点で財布の中身が2円になったやすきくん。実は彼は数日前に携帯と免許証を紛失しており、もうほとんど何も持ってないに等しいです。よく生きていられるなと思う。

というわけで謎のガチャガチャ（2回目）

意味のわからないボールが出てきました。

神門「んじゃこのボール使ってみんなでゲームしましょ！」

ゲームのルール

片手しか使ってはいけないキャッチボール
キャッチ3回ミスったら負け
負けた人は1400円の水を買う

ぼく「何も得るものがない」
やすき「夏休みに暇すぎて何もすることがない小学3年生でもやらんわ」

けどやる。

横井くんがトリッキーな投げ方をしたり、けんちゃんが普通に余裕でキャッチしたり、ゆうたくんが転びそうになったり、そんなこんなを繰り返して敗者が決定。

水を買わされる敗者の和音くん。

ちなみに値段。いらなすぎる。

お買い上げ。

神門「和音、んじゃついでにこれも行っとこう」

和音「なにこれ」
神門「オッケー次のゲーム考えた！」

ゲームのルール

ガチャガチャで出てきたビニール製のマジカルステッキに、ガチャガチャで出てきたボールを当てる
当たった人から抜けていき、最後まで当てられなかった人の負け
負けたらビールと水を買う

なんでこんなゴミみたいなルールのゲームでそんなに楽しそうなのあなた。

みんなガチで頑張る。数分で敗者が決定。

ビールと水（高い）を買わされる和音くん。

和音「もうこのボトルを見るのも嫌です。いまいましい」

お約束のガチャガチャ。

和音「え？」

和音「これってさっきと同じやつじゃないんでs…」

和音「ちょっと違う！！」
神門「オッケー次のゲーム考えた！！！」

ゲームのルール

このビニール製の袋をここに向かって投げてここに乗ったら勝ち
乗せることができた人から抜けていき、最後まで乗せられなかった人の負け
負けたら全員にソフトクリームを買う

ゲームのルールがどんどんひどくなってる。

あまりにもくだらなすぎるルールだったので写真すら撮ってませんが、敗者は神門くん。

プリン味のソフトクリームをご馳走になりました。うまい！

神門「次はこのガチャガチャで…」
やすき「まだやんのか」
神門「10種類のスーパーボールが入ってるらしいんで、もしこの緑のやつ出せたら僕の勝ちです。もし出なかったらあの高い水買います」
横井「もし緑のやつ出たら？」
神門「僕に『おめでとう』って言ってください」
一同「…？」
やすき「リスクに対してリターンが全く見合ってないが、お前の頭は本当に大丈夫か？」