書いて、ひらめいて、また書ける。トリプルディスプレイにしたら脳内の渋滞がなくなった

3画面にしたら覚醒しました。まとめます。

きっかけは、ChatGPTと「思考の断絶」

トリプルディスプレイ環境にしようと思った最初のきっかけは、ChatGPTの使用頻度が一気に上がったことでした。日常的に会話したり、調べたり、文章を書いたりする中で、「これは常に表示させておきたい」と思うようになったんですよね。超優秀な秘書だから、常に横にいてほしい、みたいな気持ち。

最初はiPhoneに常駐させてみたり、Macでウィンドウを切り替えながら使ってみたりしたんですけど、そのたびに思考が一瞬止まる感じがありました。「あれ? いま何してたっけ?」みたいに思考が途切れてしまう。それが気になって仕方ない。

Command + Tabでのアプリ切り替えれば済む話。でももしそのひと手間がなくなったら。「あれ? いま何してたっけ?」を排除できたら。その先の未来は日々の思考がどれだけスムーズになるのか。そこに興味が湧いて、「まあ、一回やってみるか」と思い切ってトリプルディスプレイにしてみたのが始まりです。

MacBookを真ん中にしてみたら、しっくりきた

最初は「右にMacBook Pro M2 Pro 16インチ、真ん中にDell U2723 QE、左にもう一枚U2723」という構成を考えていました。が、設置中に「真ん中にMacBook Pro置いたら左右対称で見栄えもいいやん」とふと思いつきました。「合わんかったら戻せばいいか」と思って試しに設置してみたところ、これがめちゃくちゃしっくりきました。

マジなんでもできる気がする

MacBook Pro 16インチの画面って今回両サイドに置いた27インチと比べると小さいんですが、それが逆にいい感じ。「今、自分はこれをやってるぞ」って集中できます。その上で、左右にぱっと見たいものをあれこれ置いておける。この構成がスッと体に馴染みました。

あらゆる作業がとてもスムーズ。僕は今とても高揚しています。

トリプルディスプレイをこんな風に使ってます

  • 左のU2723:画面を二分割してアプリを左右に配置。左側にNotionで今日のTo Doリストを一覧表示。右側にChatGPTを表示させていて、思いついたらすぐ対話できる状態にしています。
  • 中央(MacBook Pro 15インチ):Safariをメインに。ブログやnoteの執筆、ちょっとした調べ物など、出力する場所はここ。
  • 右のU2723:こちらも画面を二分割。右側にObsidianを常駐。デイリーノートを開きっぱなしにして、思いついたことをすぐにメモできる体制にしました。左側は今のところ「Perplexity」を置いてます。ざっと調べるときに便利。

この構成が、今の僕の「基本モード」。ここから、執筆モード、楽曲制作モードみたいに、用途ごとの使い分けも探っていこうと思います。

使い倒すうちに用途ごとの「型」が決まってくると思うので、そこまでできたらBTTでプリセット的なものを作ってショートカットキー一発でモードを切り替えられたら便利な気がします。いろいろやっていきましょう。

トリプルディスプレイで、思考の取りこぼしがゼロになった話

僕はたとえば、NotionやChatGPTに表示された文字列を選択した状態で「Ctrl + G」を押すと、その語句を検索できるようにしています。(BTTに割り当てています)

これが、Safariを真ん中に常時開いてるおかげで、新しいタブが次々と開いていく。しかも元のアプリがどこかに消えない(裏側に回って行方不明にならない)。とても快適。

MacBook Proの1画面やデュアルディスプレイのときは、アプリを開きすぎて元の文字列がどこにあったかわからなくなって、「あれ、何しようとしてたっけ?」と軽く思考が吹っ飛ぶ瞬間があったんですけど、それがまったくなくなりました。自分の中ではちょっとした革命。

デスクまわりはまだ仮置き

今はまだ、ディスプレイをただ置いただけの仮設置状態。配線もアームも、何も工夫していません。でも、ここからもっと使いやすくする余地はたくさんありそう。

モニターアームを導入したらデスク上が広く使えるし、ケーブルをまとめればもっと見栄えもよくなる。今はとにかくこのトリプルディスプレイ環境で、「自分にとっての最適解」を探っている段階です。楽しいなあ。こういう時間のために生きている気がします。

あれこれ同時にやりたい多動な人には超おすすめ

複数の作業を並列で動かすのが好きな人、集中しつつも視野を広げたい人には、トリプルディスプレイ、かなりおすすめです。

画面を使い分けて、あっちで調べて、こっちで書いて、すぐ横でメモる。この“画面で囲まれる感じ”が、ものすごくしっくりきました。

変態っぽいかもしれないけど、効率重視の人にとっては理にかなっているような気がします。何より、めっちゃ楽しい。

まとめ

16インチの内蔵ディスプレイだけだと全然足りなかった。デュアルディスプレイでもまた窮屈だったんだと思います。

あれこれ考えながら手を動かすには、これくらい余白がある状態がちょうどいい。

トリプルディスプレイ、自分みたいな「多動で落ち着きがない人」のための道具かもしれません。