先日から、僕はMacBook Proを中央に置いて、左右に27インチ4Kディスプレイ(DELL U2723QE)を並べた3画面構成で作業しています。
このトリプルディスプレイ、うまく使えば“脳の外部化”みたいなことができるんですが、地味に悩ましいのがアプリの再配置です。
- あれ? Notionどこ行った?
- Finderが違うディスプレイに出た……
- さっきの作業環境に戻したい!
そんな小さなストレスをなくすために、BetterTouchTool(BTT)で「ウィンドウ再配置テンプレート」を作成しました。これが最高でした。トリプルディスプレイの民のみんな、やりましょう。
なぜウィンドウ配置のテンプレが必要か
僕の使い方はこんな感じです:
- 中央(MacBook Pro):執筆や音源編集などのアウトプット作業
- 左(U2723QE):Notionでタスク管理、ChatGPTで相談
- 右(U2723QX):Obsidianのデイリーノート+Finderで写真チェック

この構成が自分にとって一番集中できる形なんですが、再起動やアプリの切り替えで崩れると作業のテンポが落ちてしまうんですよね。これをなんとかしたい。
そこで、一発で再配置できるショートカットを作ることにしました。
手順:BetterTouchToolで「ウィンドウ配置テンプレ」を作る
① スナップショット機能で現在の配置を保存
- BetterTouchToolを開く
- 上部メニューの「ウィンドウとスナップ移動」(Window Snapping / Layouts)を選択
- 「+ 現在のウィンドウ配置を保存」をクリック
- わかりやすい名前(例:基本モード、執筆モードなど)をつけて保存
② キーボードショートカットで呼び出せるようにする
- 「キーボードショートカット」のセクションへ
- 新しいトリガーを追加
- 「アクションを実行」に「ウィンドウレイアウトを復元(先ほど作ったもの)」を設定
- 好きなキー(例:Cmd + control + 1)を割り当てる

アプリが起動してないと反応しない? → 自動起動で解決
BTTでは「アプリが起動していないと再配置できない」仕様ですが、下記のようにアプリの自動起動+待機時間を追加することで対応できます。
追加アクションの例:
- 「アプリを起動」(Safari / Obsidian / Finder / Notion / ChatGPTなど)
- 「1.5秒待機」
- 「ウィンドウレイアウトを復元」
これで、「ショートカット一発でフルセット起動+配置」が実現できます。
「1.5秒待機」のところはもうちょっと最適化できるかもしれません。0.9秒は僕の環境だとうまく動かないときがありました。(ChatGPTが起動しきるまでに1秒以上かかることがあって、その場合は再配置されない)
Finderで特定のフォルダを自動で開く方法
写真チェック用にFinderを開いたとき、特定のフォルダ(例:現像済み写真)を自動で開いておくと便利です。以下の"/Users/yourname/Pictures/ProcessedPhotos"を任意のパスに置き換えればOK。
フォルダのパスを確認したい場合はFinderで「Command + Shift + G」で取得できます。
```applescript
tell application "Finder"
activate
open POSIX file "/Users/yourname/Pictures/ProcessedPhotos"
end tell
まとめ
というわけで「Command + control + 1」のショートカットキー一発で「やるぞ!」というモードに入れるようになりました。

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