ハナの「みんなでひまわり畑見に行こう!」という粋な提案で遠足に行くことになりました。関西最大のひまわり畑、いざ、佐用町へ!
メンバー
ハナ(遠足実行大臣)
ほっしー(筋肉)
ゆいちゃん(フィリピン人)
ゆかちん(ムチウチ)
私(アル中)
車内にて
各々の近況報告に花が咲きます。イエーーイ!!!と思いきや久しぶりに会うみんなの最近はちょっと笑えないレベルの不幸続きで、車内はお通夜みたいなムードになりました。
特に運転手のハナは最近本当についていないらしくて、「おはらい行きたい」とか意味不明なことを言っていました。私はどちらかというと最近はハッピー野郎な状態が続いていたので、「OKまかせろ、お前らの不幸は俺が全部楽しいことに変えたる! 今日はハイテンションでいこう!!!!」と鼓舞し、車内の士気を高めます。良いことも悪いことも結局は気の持ちよう。楽しい気持ちでいれば良いことしか起きないものです。
「とにかく」
声のトーンを2オクターブ下げて、イケメンな声で続けました。
「今日を最高の一日にしよう」
〜5分後〜
ハナが捕まりました。
違反内容は通行帯違反。「高速道路で追い越し車線を走り続けると違反になる」という、車内にいる全員が「へ?」ってなる謎の違反内容でした。
世界中の宗教が見放すレベルの運の悪さ。おはらい行ってきた方がいいと思う。
佐用町のひまわり
「警察死ね!!!!」
「もっと他にやることあるやろ!!!!!」
「青い服着やがってコスプレ野郎が!!!」
「ファックバビロンシステム!!!!」
「ア”ア”ア”ーーーーーーア”ア”ア”ア”ア”ァァァァァッッッ!!!!!」
と野々村議員のテンションでひまわり畑へ向かうカオスな展開へ。アダダニハワカラナイデショウネ!!!! 到着シタンデスヨオオオォォォォォォゥッッッ!!!!
わたし「なにこれすごい!!!」
ほっしー「めっちゃヤバいな!!!!」
ハナ「やっぱ関西最大級は違うね!!」
ゆかちん「一面お花畑やん!!」
ゆいちゃん「आदाब अर्ज़!!」
と、全員のテンションがレッドゾーンを振り切りました。
その後はひまわり畑の迷路でさまよったりビール飲んだりカエル見つけてはしゃいだり靴のまま川に飛び込んで後悔したり。「友達って…。いいなぁ…」そんな感情が心を満たします。心臓の少し下の部分。そのあたりが小さくなる感覚。そう。空腹です。空腹かーいwwwwww
はい。
ホルモンうどん
鹿コロッケ
普通の焼きそば
などを秒速で搔き込んで戦略会議。「さあ、どうする?」「帰り道に有馬温泉がある」「決まりやな」「おれ夜10時から予定あってそれまでには帰らなあかんねんけど間に合うかな?」「温泉楽しみやなー」「おい返事しろよ」
現在16時。ほっしーの予定まで6時間。「大丈夫大丈夫!!(間に合わんかもしれんけど、そのときはそのときや!!)」
有馬温泉
佐用町から車で1時間と少し。舞台は有馬温泉へ。山の爽やかな涼しさ。温泉街が織りなす非日常な雰囲気。兵庫が誇る最高のスポットです。
「有馬温泉が一番ヤバかった」 -ガガーリン-
近くの案内所で情報収集。セブンイレブンの近くの案内所にいけばクーポンがもらえるのでおすすめです。一同は教えてもらった太閤の湯へ。入場料2600円が50%オフで1300円に。割引しすぎ!
バリエーション豊かな露天風呂やサウナ、蒸し風呂を満喫。「最高の一日やな」とか言いながら大騒ぎ。ワイワイ言いながら女湯を覗く方法を考えましたが、「あそこを登れば…」「屋根まで上がればあるいは」「男性器を股にはさんで女のふりをして当たり前な顔して入れないだろうか」など、全てのアイデアが死ぬレベルで怪我するリスクを伴う or 社会的に死ぬため諦めました。三人寄れば文殊の知恵とは一体なんだったのか。
のぼせる前に体を流して出る準備。ハイパーいたずらタイム!! ほっしーが頭を洗ってシャワーでシャンプーを流すタイミングを見計らって、さらにシャンプーをかけます。
流す→シャンプーをかける→泡立つ→流す→シャンプーをかける→さらに泡立つ→以下ループ
の無限地獄にハマるほっしー。シャンプーするときは目をつぶっているため何が起こっているのかなかなか気づきません。1分後ぐらいにやっと「おい!!!! なんかこれおかしいぞ!!!!!!」とほっしーが叫んだときには私とハナは腹筋がちぎれるぐらいに爆笑していました。「有馬温泉のお湯ってめっちゃ泡立つ成分でも入ってるんかと思った」とのこと。はたから見てたらホンマに面白いのでぜひ試してください。
そしてそれぞれのホームへ
光の速さで大阪に戻って晩ご飯。その後メンバーは一人ずつ帰宅。なかもずに帰ってきてハナと二人になったときには集合してから12時間以上が経過していました。
「最高の一日やった」
目を細めて駅に吸い込まれて行く人を眺めながら幸せをぎゅっと噛み締めます。日常に追われて忘れかけていました。地元には最高の友達がいる。涙が出るほど悲しいことがあればみんなで解決しよう。動けなくなるほど辛いことがあればネタにして笑いとばそう。コイツらがいれば、この先なにが起きても大丈夫だ。
そんなことを考えながら、佐用町の川に飛び込んでからまったく乾かない、びしょ濡れになった靴を手に帰路へ。布団に入って今日一日を思い出しながら夢の世界へ。小学生のときのような、後先考えずに体力を全部使い切って眠る懐かしさ。ああ、毎日がこんな日だったらいいのに。よし、毎日をこんな日にしよう。
まとめ
・ひまわり畑マジで最高
・有馬温泉マジで最高
・小説っぽいテイストで書いたらモテるかなーと思いました
・選んだりランダムされた人生を共に生きてる君に幸あれ
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