先輩に連れて行ってもらった夜の店のママが面白かった話

キャバクラとかラウンジみたいな「女の人が横について一緒に飲むお店」の楽しみ方がいまだによくわかっていなくて、

女の人「お仕事何されてるんですか〜?」
僕「力士」

というどうしようもない会話を繰り広げて適当に場を乗り切るということを毎回やっています。

で、帰省した際に地元の先輩のシュウジ君に連れて行ってもらったお店が面白かったです。お店が面白かったというかママが面白くて、

  • コミュニケーション能力が鬼のように高い
  • アームレスリング選手権世界3位
  • 手相を見ることができる
  • 角刈り

と、小学生が悪ふざけで作ったキャラクター(パワータイプ)みたいな人でした。ママというよりビジュアルは完全にパパでしたし、そのパパに「試しに腕相撲してみよか!」って言われて手を握った瞬間に「あ、これあかんやつ」って思っていたらレディーゴーの掛け声と同時に秒殺されました。パパって呼んでたら怒られそうなので以降は間をとってマパと表記します。


マパです。ファイティングポーズをとり慣れている。

で、マパのもうひとつの特殊能力のお披露目タイム。手相鑑定をしてくれました。

マパ「あんたは楽しそうなことあったら後先考えんとすぐ飛び込むタイプやなー」
マパ「望んでなくても波乱万丈な人生を歩むわ」
マパ「器用やからそんな人生でもうまいこと生きていくやろな」
マパ「おー? プライド低いと見せかけてホンマはめっちゃ高いんちゃうかー?」
マパ「観察とか分析するの好きやろ」
マパ「他人との距離感の取り方がうまいんやろなー。けどもうちょっと自分から近づいてみてもいいと思うで」

と、全体的に褒められていい気分になりました。

ただ鑑定中の会話の中になんか違和感というか疑問があって、気になったので質問。

僕「ほんとに手相見れる人ですか?」
マパ「結構適当やで」
僕「精度高いのが不思議やなーと思って」
マパ「雰囲気とか仕草とかを見ながら話してる」
僕「対人心理学をナチュラルにやってる感じですか?」
マパ「ほら、観察とか分析するの好きやん」

という、つかみどころがあるのかないのよくわからない、ふわふわした会話をしていました。面白かった。

で、お店は繁盛していて働いている女性の方々がみんな楽しそう。お客さんもみんな笑顔。こういう人がトップに立つと自然とこういうチームになるんだろうなという学びがありました。あの会話術や腕相撲の強さは真似できなさそうなので次回は飲み比べで勝ちに行こうと思います。

しかし大阪に帰ってくると面白い人とよく会えて嬉しい。