トラックメイクの作業フローを変えてみた

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「もうちょっと楽曲制作のスピードとクオリティを上げたいなー」と謎のモチベーションが湧いてきたので普段トラック作るときに使っているAbleton Liveのテンプレートをブラッシュアップしたり、制作のアプローチをちょこちょこ変えたり、色々と新しいことを試したり、しました。せっかくなのでまとめておきます。

Drum Rack使うのやめた

Ableton付属のDrum Rackを使ってビートを組むとなんか音の鳴りが良くないなーという気がしはじめて、その気持ちが臨界点に達したのでオーディオを直で貼り付ける運用に変えてみました。音が良くなりましたし、エフェクトの効きが良くなりました。気のせいじゃないと思います。たぶん。

今後は

  • 基本:ペタペタとオーディオを直貼りしてビートを組む
  • 複雑なビートにしたいとき:仕方なくDrum Rackを使う
  • 派手な感じにしたいとき:Addictive Drumsを使う

という使い分けでやっていきます。

リバーブ入れ替えた

プリセットのリターントラックにTrueVerbというリバーブを挿していたのですが、飽きたので入れ替えました。以下2種類。

  • Abbey Road Plates
  • H-Reverb

ピアノ:そのまま

気分転換になんか違うプラグイン買ってみようかなーと思ったけど探しているうちにめんどくさくなってやめました。

引き続きTrue Pianosをメインで使用。軽いので気に入っています。

ミックス

僕は基本的にラフミックスまでしかやらないので雑です。EQでちょこちょこいじったりSaturatorを突っ込んでみたり音作り系のプラグインをぶっ挿してプリセットそのまま使ったり。

考えるのがめんどくさくなったときはNeutronを全トラックに挿して機械任せ。楽。自分であれこれ考えていじくりまわすより良い感じになることが多くて、Neutronの自動分析処理すごいなー完全に機械に負けちゃったなーという気持ちです。

Neutronの難点は全トラックに挿すとプロジェクトファイルがめちゃくちゃ重くなって半端ないレイテンシーが発生することで、ピアノを弾き直すような変更依頼が入ったら手直し時に一旦全部外す必要があります。ちょっとめんどくさい。

マスター

曲が出来上がったら書き出し前にLurssen Mastering Consoleをマスターに挿します。いじれるパラメーターがほとんどないのですがそれが良くて、Hiphop (Warmer) とかEDM(Brighter)とか鳴らしたい音の方向性のプリセットを選ぶだけでいい感じの鳴りにしてくれるので最高。デモ段階ではこれで十分です。昔はOzone 5を使っていました。

まとめ

今のところはこのフローがクオリティを担保しつつ効率的に作りまくれるなーという感じで元気にやっています。

音楽はこんな感じ。あと最近ブログ書くときのワークフローもちょこちょこ変えていて、それも近いうちにまとめます。