ワーケーション楽しいよね
コロナの頃から「ワーケーション」という言葉をよく耳にするようになりました。自然豊かな場所に出かけて、普段と違う環境で仕事して、ついでにリフレッシュもしちゃいましょう!みたいなやつ。
僕もワーケーションが大好きで、これまでにいろんなところに行きました。日本だと徳島、福岡、長野、新潟。海外だとチェンマイ、バンコク、バンビエン、ソウル、ブリスベンなどなど。
環境変えて中期滞在すると脳みそのスイッチが切り替わって仕事がはかどるし、気分転換にもなるし、めっちゃ楽しい。
日常そのものを自然の中に置く生活
その上で最近は、普段から自然の中で仕事も生活も楽しみたいなーと思っています。旅先にわざわざ出かけるんじゃなくて、日常をワーケーションにしてしまえばいいじゃない! みたいな考え。
信濃町は、その希望を満たしてくれる場所で、「日常そのものを自然の中に置く」という生活がとても気に入っています。
朝は鳥の声で目が覚めて、窓を開けると草木の匂いがふっと入ってくる。奥さんと息子と一緒に近所を散歩して、道端の小さな花や石を見つけては立ち止まる。そんな何気ない時間を過ごしながら、気が向いたら仕事を頑張る。楽しい暮らしだなーと思います。

毎日がワーケーションだと思って生きる
少し前から「一般的な当たり前や『日常はこうあるべき』みたいなものから意識的に外れていこう」ということをやっていて、それ以来さらに楽しくなったように思います。
気分が乗ったら炭火を起こして肉を焼いて食べる。バイクでふらっと知らない道に入っていく。庭でバジルを育ててちぎって食べる。ちょっと気分を変えたいときは、野尻湖の湖畔のカフェへ。湖を眺めながら仕事をするだけで集中力が戻ってくる。





そんな感じで仕事と遊びと子育てが地続きになっていて、切り替える必要がない。都会にいたときにはなかった暮らしのリズムです。
人が少なくて、いい感じの田舎。余計なストレスも減ったし、何より空気がきれいで静かなだけで、こんなに心って落ち着くんだなーと驚きました。都会は都会で楽しいけど、今の自分にはこっちの暮らしが100%合っています。
選択肢のひとつとしての「移住体験」
信濃町で生活し始めて約5年。「こういう暮らしの選択肢もあるよ」「楽しいよー」というのを体験してほしくて、空き家を買って移住体験施設もつくりました。


遊びに来た友達に貸すだけの運用はもったいないし、もっと町に貢献したいなーと思って旅館業の申請をしてBooking.comに掲載しました。あんまりいっぱい来られて忙しくなるのはちょっと、と思って結構強気な値段設定にしていますが、なんかちらほら予約が入り始めていてめでたい。
楽しいところで楽しく暮らそう
結局、どんな場所に住んで、どんな環境で働くのかは、人生のクオリティに直結します。
だからこそ、ワーケーションのような一時的な非日常じゃなくて、長期的に見て「自分に合う環境」を選ぶことが大事だなと思います。
というわけでこの先も当分の間は日常そのものを自然の中に置いて、生活を続けていこうと思います。
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