現在LIGの説明会と称して日本縦断飲み会ツアーみたいな無茶苦茶なことをやっています。楽しい。
で、その移動の際に「何か普段やらないことをやってみたい」という衝動に駆られたので移動そのものを非日常化することにしました。

というわけで飛行機をファーストクラスにアップグレードです。やったぜ。
JAL国内線ファーストクラスの当日アップグレードは一律料金で8,000円支払えば乗れます。今回はLIGが取ってくれたエコノミークラスのチケットに自腹で追加分を突っ込む形でこの座席をゲットしました。

アホみたいに広い。「我、ファーストクラスぞ?」というドヤ顔をして座っています。

リクライニングは第三形態まで変身できるすごいやつ。後ろに誰もいないので遠慮なくドーーンと倒せて最高。
ちなみに今回僕が乗った便のファーストクラスは5席で、左側2人がけの席にお金持ってそうな熟年夫婦、右側2人がけの席にチャイナマネーで潤ってそうな訪日観光客カップル、中央1人がけの席に半袖短パンサンダルで無職オーラ全開の僕がポジショニングしています。

着席するとホカホカのおしぼりが提供されます。いい匂いがしました。

離陸するまで暇なので座席まわりを物色しましょう。ヘッドホンはJALオリジナルロゴが入ったしっかりとしたやつ。ソニー製のノイズキャンセリング機能搭載のものでした。飛行中の轟音から耳を守ってくれます。

非日常感でハイになっているので座席の説明書ですら読むだけで楽しい。

なんだこれ。

機内用のモバイルバッテリーでした。

いろんなプラグに対応してます。初めて見たこんなバッテリー。ガジェットの残り充電を気にせず使いまくれますね。

ライトは

ひねれば

つくぞ!

座席の肘掛けは

引き出して

押して

ガシャコンとやれば

テーブルになるぞ!

そしてファーストクラスの機内食はちゃんとした美味しいものが出てきます。この日のメニューは以下の通り。
- 小鉢
- 鮭彩り餡
- 黒胡麻豆腐甘酒餡の蟹のせ
- 主菜
- 鶏鞍馬煮 共地餡かけ
- 俵ご飯 新潟の新しいプレミアム米「新之助」
- 焼きばら海苔の味噌汁
- 茶菓 大阪屋 新潟の新
ちょっとお高い小料理屋で出てくるような丁寧な味付けの和食。中でも主菜の鶏肉が香ばしくてうまかったです。

さて、個人的にめっちゃテンションがブチ上がったのが機内で提供されるお酒のラインナップ。日本酒は鳳凰美田(ほうおうびでん)の別誂至高(べっちょうしこう)純米大吟醸。マスカットを思わせる香りで、飲むと清らかで洗練された味わい。うまい。チェイサーにエビスビールの二段構えで優勝しました。

焼酎は森伊蔵。メニューで見かけた瞬間に「飲んだことないけど聞いたことあるやつだ!」と思って頼みました。こんなに美味しい焼酎初めて飲んだ。

スパークリングワインはニコラというやつ。小売りされていないボトルで、レストランとかでしか飲めないそうです。ナッツみたいなコクがあって面白い味がしました。スパークリングワインとかシャンパンの味は正直あんまりわかりません。体質のせいなのか飲みすぎると頭が痛くなるのであんまり勉強できないんですよね。

ちなみにこういうお酒はCAさんが注いでくれます。ありがとうありがとう。
という感じで「追加料金分の元は絶対取るぞ!」という大阪人魂全開のやりたい放題やってたらクソ泥酔しました。仕事しようと思ってたのに進捗は完全にゼロです。やったぜ。

最後にソフトドリンクを。「リキッドサラダ」という名前で、コールドプレスジュース専門店のサンシャインジュースがJALのために開発した機内限定オリジナルジュースとのことです。オーガニックケールにりんごの甘み。体に良い味。

そうこうしていたらあっという間に到着。ファーストクラスはドアの目の前なので「飛行機のドアってそうやって開くんだ」という発見がありました。
そんな感じのファーストクラス初体験。席広くて快適だし、CAさんが直接挨拶しにきてくれて特別感を味わえるし、美味しいご飯出てくるし、お酒はいい銘柄が揃っているし、8,000円の追加料金を支払っても高いとは思いませんでした。高いお酒飲みまくりたいぞ! という人であれば満足できるはずです。鳳凰美田とか1本1万円超えるので、飛行中に8合ぐらい飲めばそれだけで元を取れますね。すみません頭の悪い発言をしました。
あと何より良かったのは「こういう快適な時間にポンとお金出せるようにこれからもっとがんばるぞ」というやる気がみなぎったこと。やっぱり普段やらないことにお金を突っ込むと価値観のアップデートができて、トータルで得られるものが多い気がします。これからもガンガンお金使っていきましょう。現場からは以上です。
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