先日ハナの家で地元のダンサーさんたちの飲み会がありまして、お呼ばれして行ってました。鍋うまかった!
で、その飲み会の場でササキユイという女性が
「美女は抜け感を持ってるからそれを目指そうと思う」
みたいなことを言い出しまして、ああなるほどなあと思ってGoogleで画像検索してみました。
なるほど確かに美女ぞろいである。
「抜け感」という言葉を耳にするようになったのは最近ですし、いつ生まれた言葉なのかは謎ですが、画像の検索結果を見る限り「透明感」とか「ナチュラル」とかそういう、「日本人らしい美しさ」を今風に言い直した感じの言葉だと思います。
で、この抜け感の重要性について熱く語ってたササキユイなんですけど、「抜けさせない感大阪代表選抜メンバー(スタメン)」ぐらい抜け感とかけ離れた顔面をお持ちで、よく言えばエキゾチックな、例えるなら神様がソースとしょうゆと味噌を目分量で混ぜてタジン鍋で中東風にアレンジしてできあがった感じで、率直に言うととにかくめっちゃ濃いんですね。
彼女の顔写真を勝手に使うと怒られそうなのでイメージ画像にしておきますが、
こんな感じの顔で「抜け感出して美女目指す!!!」とか言うんですよ。んで周りの女性陣も「なるほど! いいと思う!」とか言ってるんですよ。
止めたれよと。
確かに友達の夢や目標を応援してあげるのは大事だと思います。ただ、今回は違うから。そのパターンじゃないからね。
フリーター「パチンコで食っていこうと思う」
子持ちのサラリーマン「仕事辞めてやりたいことに専念したい。音楽やったことないけどラップなら自分にもできそうだからめっちゃ歌詞書いてる」
久しぶりに会う友達「今の人生に満足してる? ところでアムウェイでしか買えないこのサプリがすごくいいから使ってみない?」
ぐらい止めなきゃいけないタイミングです。
で、友人を代表して嫌われるのを覚悟で「どう頑張っても薄くできないぐらい濃いから濃い路線で行ったほうがいい」とか「イチローがサッカーで活躍したいって言い出すぐらい畑違いのことを言ってるから誰もが止めるレベル」とか「コンクリートより抜けさせない感出てる」とか女心完全無視でバシバシ言いたい放題言ってたのですが
「けど抜け感が…抜け感が…」
「蒼井優とか道端ジェシカは計算された抜け感が…」
って言っててもう説得の余地がありませんでした。
で、その後なぜうまく説得できなかったのか思い返してみました。おそらく代替案が足りなかったんだなと。蒼井優や道端ジェシカと対照的な良さをもつ人物。抜け感はなくても「こんな感じになりたい!」と思わせる人物。そんな理想像を提案できれば、抜け感という宗教にハマった友人を救い出せたのかもしれません。
本人とかけ離れた人物を提案しても却下されそうなので、濃い顔の路線で、ササキユイ本人が目指している人物像(確か昔は国連で働きたかったとか言ってた)を含めて考えると、
- 濃い顔で
- みんなが知ってて
- 国際派で
- リーダーシップを持っている
是非この路線で頑張って頂きたいと思います。
※文中に挿入された阿部寛さんの画像を見て「日本人の女性でこんなに濃いはずがない!」という声が聞こえてきそうなので一応補足しておきますが、さすがにササキユイに髭は生えていません。そして髪の毛はもう少し長いです。あと阿部寛より濃いです。
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