移住者が集まって学んで食べておしゃべりする、カジュアルな冬のイベントを開催しました

縁があって、今年度からNPO法人「ざいごう」の理事に就任しました。NPO法人ざいごうは信濃町の空き家の利活用や移住者のサポートを行なっている団体。ざっくり言うと相続されたけど使われていない空き家物件を住みたい人に繋いだり、「信濃町に移住したいけど何から始めるのがいいですか?」的な相談に乗ったり、「信濃町に移住してきたけど、もっと友達増えたら楽しくなるのになあ」というリクエストにお応えして楽しいイベントを企画したりしています。

今回の記事は楽しいイベントをやった話です。2月2日(日)、信濃町の町内で「冬の交流イベント」を開催しました。移住者や地域のおじいちゃんおばあちゃんが集まって以下のことをやりました。

  • 除雪レクチャー
  • 雪遊び
  • 豚汁・お餅を振る舞ってみんなで食べる

50人が集まったカジュアルな交流イベント

事前の理事会の企画会議では「20人ちょっと来てくれれば御の字だねえ」という雰囲気だったのですが、友達に声をかけまくったらみんな来てくれて、当日は50人ほどが集まって駐車場がパンパンで、ちょっとしたお祭りみたいな雰囲気になりました。

除雪のプロから学ぶ実践的なレクチャー

今回の目玉の一つは「除雪レクチャー」。 除雪を仕事として請け負っている方に来ていただき、除雪機の使い方や道具の説明をしてもらいました。

でっかい除雪機は完全にかっこいい。23馬力。
大きさの違う除雪機4台を並べて、操作性や馬力の違いについての説明もしてくれました。

実際に機械を動かしながらの説明はとても分かりやすくて、参加者からも「勉強になった!」という声が多く聞かれました。やったぜ。

僕は移住して4度目の冬になるのですが、雪庇(せっぴ)を割るための道具地面の氷を割るための専用工具の存在を初めて知りました。こんな便利なものがあったのか。今まで屋根に溜まった雪はぴょんぴょん跳ねながらスコップで叩き落としていました。

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豚汁とお餅の振る舞い

除雪レクチャーの後は、体を温める豚汁とお餅の振る舞い。

豚汁は具だくさんで、体の芯から温まる味。お餅やおはぎも用意して、雪の中で動いた後に食べる食事のありがたさを実感しました。地元の方と移住者が肩を並べて食べながらお喋りする時間は、このイベントの醍醐味だったなあと思います。

近所のお母さんが持ち寄ってくれたこんにゃくのお刺身が美味しくて、「こんにゃくうまー!」って言ってたら「自家製だよー」って会話が生まれて、話を聞くとこんにゃく芋からこんにゃくを作っているどころか、畑でこんにゃく芋から育てているらしい。「自家製」がそこまで包括しているとは思わんかった。

今後も楽しくやっていくぞ

「また何かイベントやってー!」という声も多く頂いてありがたい限り。ぜひやりましょう。たぶん次は7月か8月に流しそうめん大会をやります。興味ある人はご連絡ください。