BUTTOさん主催の「深絆(ふかきずなと読むらしい)」が開催されました。酒の時間です。
まずはビールで乾杯しましょう。
ミルク「はいコカボム」
どうやらR Loungeのバーテンのミルクさんは耳か頭もしくはその両方が悪いらしく、何度「生ビール」と注文しても殺意を具現化したような酒を出してきます。
「一番上の人間呼べ」と言いたい気持ちをグッとこらえて乾杯。
このコカボムはコカの実から作ったCOCALEROとレッドブルを割ったもので、飲んだ直後に露骨に心拍数が上がって楽しい気持ちになるので飲まない方がいいです。
ANCELLさんが近くにいたので1本追加して飲ませました。
ANCELL「今日は飲みますよ!!」
ぼく「わかりました」
〜1分後〜
ぼく「人間がギリギリ死ぬぐらいのお酒を作ってほしいです」
ミルク「…(無言でニヤリとうなずく)」
何かの原液です。
何かの原液です。
何かの原液です。
申し訳程度のライムです。
ミルク「飲めるもんなら飲んでみろ!」
ぼく「のぞむところだ!!」
ANCELL「いやなんで俺なんすか…」
ぼく「今日は飲むと聞いたので」
ANCELL「アアアアァァァッッッ!!!!」
狐火さん「死ぬ前に記念撮影しましょう!!!」
ニッコリ。
今思い返すと「死ぬ前に記念撮影」ってかなり狂気的な単語の組み合わせで、さすがラッパーの語彙力は違うなと思います。
ところでANCELLさんに飲ませたこのお酒ですが実は意外と清涼感のある爽やかな味で、人間に飲ませると「あれ? 意外とスポーツドリンクみたいで飲みやすくて美味し…くねえわなにこれキツイぞおい!!!」という感想を得ることができ、「めっちゃ楽しい…」という気持ちになります。
それではこのギリギリ人間が死ぬ酒 a.k.a 殺人液をWHISKEY BOYZのTAKU-Gさんに飲ませて検証してみましょう。WHISKY BOYZは最近1st MIX CD『コトヅテ』をリリースされたのでそのお祝いという名目でお酒を手渡しました。
TAKU-G「カクテル…?」
TAKU-G「意外とスポーツドリンクみたいで飲みやすくて美味し…」
TAKU-G「くない!!」
楽しい!!!!!!!
ドープでスモーキーなラップをするKOOPAさんが近くを通りかかったのでプレゼントしました。
KOOPA「なにこれ!!!」
シンガーのSO-TAくんです。この人はかなりお酒が強く、後半で反撃されると僕の命が危ないので早めに無力化しておきたいところです。先手必勝でいきましょう。
SO-TA「あなたは頭がおかしい」
DJのKTRさんです。
なんというか特殊な性癖を持ってそうな飲み方ですね。
そんな感じでフロアでいろんな人に殺人液を飲ませて遊んでいたところ、後ろから肩をガシッと掴まれて「おい飲むぞ…!」という声とともに連行されました。えっえっえっ。
BUTTOさんだ!!!!
思わぬテキーラの不意打ちを受けて一瞬よろめきましたが「BUTTOさん33歳の誕生日おめでとうございますご馳走したいのですが33杯のビールと33杯のテキーラどっちがいいですか? わんこ酒しましょう!!」と詰め寄ったところ後ずさりしてくれて事なきを得ました。時にはハッタリも大事です。
高速移動するANCELL「観音さん!!!! 観音さん!!!!」
かなりのスピード感で9割ぐらい何を言っているのかわからなくて、前半で執拗に飲ませ続けたのがボディーブローのように効いてきていることが見て取れます。アルコールで肝臓直接ぶん殴ってるようなもんでしたからね。
で、よくよく聞いてみると
- お酒が飲みたい
- お金がない
とのことで
- 一気飲みするならご馳走します
と伝えました。
ANCELL「一気飲み…?」
ぼく「はい」
ANCELL「アアアアァァァッッッ!!!!」
ぼく「おかわり飲みます?」
ANCELL「…」
ANCELL「これってさっきの殺人液ですか」
ぼく「残ってるんですけど」
ANCELL「ちょっと待ってください!! これは一気飲みするようなお酒ではないですよね?!」
ぼく「飲んでください」
狐火「飲んでください」
ANCELL「あんたら綺麗なのは音楽だけだな本当」
「ドブルアッ」という今まで一度も聞いたことのない音が聞こえました。録音しそびれたのが悔やまれます。
こちらはLAYGANさんとD-da-MICさんのライブ中のお祝いタイムです。
BUTTOさんの誕生日の2月27日にちなんで
- シャンパン2本
- ワイン2本
- テキーラ7杯
のプレゼントをしていて「粋…!」と思いました。
この直後が僕の出番だったのでBUTTOさんが全部飲み干すまで待つ所存でしたがさすがに全部飲んだら死ぬだろうというなんやかんやがあって交代しました。
DJをしました。
DJが終わりました。
酒を飲みましょう。
さっきの殺人液をWHISKEY BOYZのACE CROWさんに飲ませたり
正宗さんに飲ませたり
空也くんに飲ませたり
KUMAさんに飲ませたりしました。
んで、なんか知らないけど話の流れで僕と狐火さんがANCELLさんとAYA a.k.a PANDAさんの仲を取り持つことになり、
ANCELL「一度ちゃんと話し合いたいんです」
ぼく&狐火「任せてください」
というアレになりました。
〜5分後〜
ぼく&狐火「というわけでアヤパンさん、ANCELLさんが今から度数の強いお酒を一気飲みするので見ててあげてください」
ANCELL「一体どんな話の聞き取り方したらそういうことになるんですか!!!」
アヤパンさんはANCELLさんが飲んでるところを1秒も見てませんでした。
ANCELL「なんなんすかこれ!!」
ぼく&狐火「すみません僕らの力不足で…」
ANCELL「力を入れる方向が明らかにおかしいんですよ!!!」
ぼく&狐火&ほーりーまん「まあまあ乾杯しましょう」
ANCELL「酒でなんでも解決しようとしてんじゃねーよ!!」
けど飲む。
そうこうしていたら結婚式帰りのPUTANさんがいて、なんかテキーラで乾杯することになりました。
ぼく「あ、チェイサーご馳走しますよ」
PUTAN「なんですかこれ!!」
ぼく「殺人液です」
そんなこんなで賑やかで楽しいイベントでした。
自分の誕生日にこんな危険なメンツを集めてイベント開くとかどう考えても自殺行為で、BUTTOさんはやっぱり天才と紙一重の存在なのかな、と思いました。
誕生日でもなんでもない僕はこの後終電を逃して朝まで飲むハメになったのですが、その様子は次回に続きます。
追記:書きました。
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