ドラムパッドのMIDIコントローラー持ってたらビートの打ち込みとかリアルタイムで叩いたりできて便利かなーと思ってNovationのLaunchPad Sを買ってみました。
トータル20時間ぐらい使ってみてのレビュー。いい製品なのですが自分には合わなかったですっていう話。
我が家にLaunchPad Sがやってきた
ドン!
LaunchPad SはMIDIコントローラー。LaunchPad Sそのものからは音は出ず、PC上のDAWを操作するアイテムです。パッドの叩き具合が気持ち良く、光ったりしてかっこいい。
以下、LaunchPad Sのレビューです。悪い点を後に書くとディスった印象で終わってしまいそうなのでまずは残念なところから紹介します。
LaunchPad Sの残念なところ
光らせるまでめんどくさい
MIDIの信号を用いて光らせるので、設定しないと光りません。設定方法は以下がわかりやすいです。が、ぼくはちょっとめんどくさく感じました。設定を何もしなくても繋げるだけで光ってくれたら嬉しいなーと思います。
作曲用のパッドとしては微妙な立ち位置
Drum Rackにサンプルをアサインして叩くのにはちょっとボタンが多いです。64個のパッドがありますが、作曲用には16個あればとりあえず十分かなと思いました。
サンプルネタをずらーっと多めにアサインしといて叩きながら取捨選択っていう使い方する人にはいいかも。あとライブで使う人には便利でしょうね。ただ、どのボタンにどの音をアサインしたか忘れるんですよね64個もあると。スネアだと思って叩いたら「ファンキーフレッシュアーイエー!」とか鳴ってビビる。
LaunchPad Sのいいところ
リアルタイムでドラム叩けてかっこいい
使いこなせばこんなこともできます。
2台つなぐことも。
なので極めればめちゃくちゃ楽しい機材なはず。
セッションビューで音仕込んでおけばメガミックス的なパフォーマンスもできる
音の仕込みをしっかりやっておけばこんなことができます。
実際こういうこともやりたくて買ったのですが、ぼくのスキルが全く足らず、さらに仕込みをするのがめんどくさく、どう考えてもかっこいいパフォーマンスができそうにないので割と早い段階で諦めました。
プリセットが充実してる
以下から色々ダウンロードできます。(無料、要メールアドレス登録)
ダウンロードしたAbletonのプロジェクトファイルを開いて使ってみると、LaunchPad Sが綺麗な光り方して楽しいです。面白い音ネタや各種ドラムの音もDrum Rackにあらかじめアサインされているので楽。
持ち運びしやすい
薄いし、約1kgとそんなに重くないのがいいですね。ショルダーバッグに入れて持ち運べるサイズ感。USB経由で電源とるのでアダプターも不要。
こういう人はLaunchPad S買うと幸せになれる
ライブで飛び道具的に使いたい人。
使いこなせば十分ライブのメイン機材になりうるポテンシャルを持ってます。暗いクラブでリアルタイムでガンガン叩いけばその度にLaunchPadのパッドがビカビカ光る。どう考えてもかっこいい!
ネタの仕込み、光らせるためのMIDIの設定などがめんどくさく感じない人にはいいのではないでしょうか。
こういう人はLaunchPad S買うと幸せになれないかも
作曲用のコントローラーとして使いたい人。
ぼくはこの目的で買いましたがいまいちしっくりきませんでした。
そして実はこの後Ableton Pushを購入したのですが、そっちは制作環境が超激変するぐらい良い買い物だったので、主に作曲用途で使う人はAbleton Pushを買った方がいいんじゃないかなーと思います。Ableton Pushのほうが値段は高くなりますがその価値は十分あります。
その後
使わないものを持っていても仕方ないのでLaunchPadをヤフオクに出したら10000円ちょいで売れました。それを軍資金にしてAbleton Pushに乗り換え。Ableton Pushは後日別記事で使い心地をまとめます。
※一応Amazonのリンク貼っときましたが、LaunchPad Sはヨドバシ.comで買うのが一番安かったです。Amazonは16,200円でヨドバシは13,690円でポイント10%還元でした。購入前に一応チェックしてみるといいと思う。
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