七夕短冊にまさかのパンチライン。息子の願いごとは「ぞうさんを食べる」でした

保育園で七夕の準備が始まって、短冊に願いごとを書く時間がありました。

「何お願いする?」と聞くと、息子は即答で、

「ぞうさん!」

「ぞうさん? 会いたい?乗りたい?」と、ついこちらが“それっぽく”補完しそうになって、色々聞いていったら、彼の答えは——

「うーん、たべる!」

まさかの食べる!

もちろんそのまま採用。短冊には「ぞうさんをたべたい」と奥さんの代筆によって書かれました。文字の周りには彼のぐりぐり塗りが加わって、完成した作品はなかなか前衛的。

大人フィルターを外してみる

こういうとき、つい“大人の常識フィルター”をかけてしまいそうになるんですが、「できるだけそのままを形にしてあげるぞ」と心がけています。その結果こういうカオスな出力が発生する日があって、それは大当たりの日です。

「ぞうさんを食べる」なんて大人にはなかなか出てこない発想。どんな味がするのか、提供しているお店はあるのか?

気になってネットで「ゾウ肉 味」「elephant meat restaurant」「ジビエ ゾウ」とかで検索してみましたがこれという情報には辿り着けませんでした。アフリカの一部では普通に食べるって書いてる記事を見かけましたが、マジ?

念のためChatGPTに聞いてみたら「現状では世界的に深刻な絶滅危惧種保護やワシントン条約(CITES)によって厳しく禁止されており、合法的に提供されているレストランは国内外ともに確認されていません。」って返ってきた。正しそう。

ぐりぐり塗りに込められた「完成」

最後は「かきかき、するね!」といって、文字の周りをぐりぐりと力強く塗ってくれました。作品に命が吹き込まれた感じがして、眺めてるだけでちょっと笑えて、じんわり愛おしい。気に入りました。七夕終わったらこの短冊もらって自宅でも飾りたい。