読んだ:千田琢哉 著「君の眠れる才能を呼び覚ます50の習慣」

久しぶりに自己啓発の本を一気読み。1時間ぐらいで読み切れます。とてもいい本。

君の眠れる才能を呼び覚ます50の習慣 (角川フォレスタ)

「君の眠れる才能を呼び覚ます50の習慣」

読んでてなるほどなと思ったりした箇所を厳選して3つ。

100回同じ話されたら100回違う質問する

上司でも先輩でも友達でも、生きてれば同じ人から同じ話を聞くことってありますよね。特にそれが上司なんかだと「その話前にも聞きました。違う話してください」とか言えない。んで大半の人はその経験を

「あのオッサン何回も同じ話しやがる」

と愚痴やストレスに変えてしまう。それはよくない。

そこで、同じ話をされたら毎回違う質問をして違う話を引き出してしまえ、という方法が紹介されていました。なるほどこれならお互いに嫌な気持ちをすることなく話を広げることができて便利だな、と目から鱗がボロボロと落ちてきました。

僕は身近に同じ話を何回もするような人はいませんが、こういう風に自ら発想のポイントを変えて日常生活をより良いものにするっていう姿勢は見習わなきゃなと思いました。

才能磨きでお金をケチらない

「年収の20%は自分への投資に当てればいいんじゃね?」と、この本では提案しています。年収500万円の人だったら年間100万円ですね。

胡散臭い自己啓発セミナーとか謎の投資セミナーとかに大金を突っ込むんじゃなくて、映画とか本とかがオススメだよ、とのことです。

「本を1冊も読まない人は1人分の人生しか生きられないが、1000冊読んだ人は1000人分の人生を生きることができる」

というパンチラインがありました。くらった。

最近本とか映画とかから離れ気味だったので、積極的に映画観ようと思いました。というわけで即実行。今日はグッド・ウィル・ハンティングという映画を観ました。明日はブラックスワンを観ようと思っています。

睡魔と闘うのは人生最大の無駄遣い

眠いときに我慢しながら頑張るの止めようぜ、ということです。眠い目をこすりながら頑張ってもパフォーマンスは落ちるし、ミスも増えるし、そもそも眠いんだからやる気も出ないしでいいことありません。じゃあもういっそのこと諦めて腹をくくってスパッと寝て、万全の体調で仕事に挑もうぜ、と。

あと徹夜もNGです。あんなことするぐらいなら3時間だけでも集中して睡眠とってシャキっとした状態にリセットした方が絶対いいですね。
個人的にも「徹夜してよかった!」と思ったことってあんまりない。翌日以降の体内リズムも狂うし、長い目で見たら絶対徹夜は良くない。どうでもいいけど徹夜してできた制作物ってその時は「うおおおお最高傑作ができたぞ!!! イヤッホーイ!!!」ってテンションになるけど翌日落ち着いて再確認してみると「何これゴミ?」ってなりますね。時間の無駄すぎる。おそらく徹夜してる段階で脳が疲れて正常な判断をできなくなってるんじゃないでしょうか。

そんなわけで「睡魔と闘うのはやめましょう」という文章を読んで「はいわかりましたやめます!」と思いました。

4月に入って暖かな春になってからというもの、昼すぎぐらいにどうしようもない睡魔が襲ってくるのに毎回立ち向かっていたのですが、今後は「おう睡魔いらっしゃい。んじゃちょっと昼寝キメときましょか」ぐらいどっしり構えたいと思います。

まとめ

そんな感じの役立つアドバイスが50個散りばめられた本でした。とてもいい本。読んだらやる気も出るので、5月病寸前の新入社員の人なんかは読んでみるといいんじゃないでしょうか。