「築地の寿司清(すしせい)の1品目がマジでヤバいね」と僕とBUTTOさんが言ったから3月9日はお寿司記念日

BUTTOさんと車でふらふらしていたら晩ごはんの時間になり、「寿司ですね」という満場一致で築地に行くことに決まりました。首都高乗ってBUTTOさんが調べてくれた寿司清築地新館へ。

寿司清の1品目がヤバい

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店先。

さて、寿司屋で一番最初に食べるのは何か、というのはしばしば以下のような議論になるところです。

  • 「光りものからだよね」(正統派っぽい)
  • 「いや、玉子からでしょ」(通ぶっためんどくさいオッサンが言いそう)
  • 「食いたいもんから食え」(僕はこの意見に賛成)

どういう順番でお寿司を食べるかというのはつまり、その一食に何を求めるかということに直結します。

まんべんなく色々なネタを心ゆくまで堪能したいのであれば光りものや味の薄いものから舌を慣らしつつ食べればいいし、板前さんの腕前を見ながらあーでもないこーでもないとうんちくを同席者と語りたいなら玉子から入ればいいし、とにかく好きなネタで腹を満たしたいなら思うままに注文すればいいでしょう。

最適解を求めすぎてわけがわからなくなった時にとっておきの方法があります。そう、「おまかせ」です。というわけで今回は板前さんに完全に委ねてみることに。着席して「おまかせで」とお願いしたところ、

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一発目からすごいのをブチ込まれました。大トロです。

まさか大トロからスタートを切るという発想はなかったので一瞬固まりました。前述した「何から食べるか議論」を根底から覆すというか、議論をしていたら突然無言で真正面から右ストレートでブン殴られたような衝撃でしたし、殴られながら「あーあーなるほどね! 大トロね! そういうのもアリだよね! 一周回ってアリだよね! 逆にわかってるね! 粋だよね!」と平静を装うので精いっぱいでした。

粉雪のような上品な脂が乗ったそれをおそるおそる口に運び、咀嚼し、直後に目を見開いてBUTTOさんと顔を見合わせました。

これは、うますぎる。

1貫目、口の中が完全にゼロの状態で食べる大トロ。ほっぺたが吹き飛びそう。僕の中の寿司観(寿司の価値観)が一気に変わった瞬間でした。

この時点で勝負はついていたように思います。ここから先の記憶がありません。

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その後

幸福な晩ごはんを終え、お店を出て一本隣の通りを入ったところにある別の寿司屋の看板を見上げてBUTTOさんが言いました。

「もう一軒行きましょう」

この人さっきの寿司が美味し過ぎて頭がおかしくなったのかな、と思いました。

寿司屋をハシゴする、というのは少なくとも僕の今までの人生では一度もありませんでしたし、そもそも1分前にお寿司をたらふく食べ終わったところなのでお腹がいっぱいです。僕は諭すようにこう返しました。

「行きましょう」

寿司には人を馬鹿にしてしまう魅力があるのかもしれません。

人生初の寿司ハシゴ 神楽寿司 新館

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店先。

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おまかせ。

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塩水ウニ。

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鯛と生たこ。

胃袋も頭も完全にバカになっていたというのもありますが、小さめなシャリなのでぱくぱくと頂くことができます。店員さんの感じが良くて、ゆったり食べることができるいいお店。赤酢。うまい。

寿司屋ハシゴすると直前のお店と比較できて楽しい、という知見を得ました。あのネタがどうとか、お店がどうとか、接客がどうとか。

そんな夜でした。かなり幸せな感じで、この先一週間ぐらいはいい気分で過ごせそうです。

築地寿司清 築地新館

場所:東京都中央区築地4-13-5
TEL:03-3544-1919

神楽寿司 新館

場所:東京都中央区築地4-10-9 中富第二ビル
TEL:03-6226-6788