奥さんがモロッコ料理屋さんを見つけてくれまして、三軒茶屋に行ってきました。どうでもいいけど三軒茶屋を打とうとしたら
- 「さんげんじゃや」
- 「さんげんちゃや」
- 「さんけんじゃや」
- 「さんけんちゃや」
どれを打っても一発で変換できなくて、正しい読み方なんやねんと思って調べたら「さんげんぢゃや」でした。難易度高い。

というわけでお店です。三軒茶屋駅の世田谷通り口から歩いてすぐ。アーケードの中。


カトラリーやらランプやらがかわいい。

とりあえずモロッコのビール「カサブランカ」で乾杯。
単品メニューも種類豊富ですが、コースの方がいろんなのをちょうどいい分量で出してくれるっぽかったので今回はコースをチョイスしました。

モロッコ風水餃子。ラム肉と香草がちょうどいい感じの配合。アリッサという赤い香辛料をつけて食べると口の中が異国感でいっぱいになって楽しい。

あーこれめっちゃうまかったやつ。ブリワットというモロッコ風の春巻き? で、中にはササミをバターでゆっくり炒めてクミンとケッパーで味付けしたやつが入ってます。で、それを生地で巻いて揚げて粉砂糖とシナモンで味を整えるという。最後に粉砂糖とシナモンって整うどころかぶっ壊してしまうのでは? と思いながらおそるおそる食べたら絶妙にバランスが取れてて咀嚼しながらなるほど〜なるほど〜ってなりました。パリパリ。生野菜とも合う。

ベルベルオムレツ。北アフリカの先住民ベルベル人のオムレツとのこと。チーズが3種類とクルミが入ってます。オムレツにクルミ入れるとポリポリした食感が発生して食ってて楽しいという知見を得ました。


タジン鍋は2種類。ミートボールのやつと大海老のやつ。素材も味付けもよくてものすごく完成度が高い。

一緒に出てきたパン。素朴だけど癖になる味でバクバク食べてしまった。

最後のクスクスは横に添える肉がチキンやラムから選べます。せっかくなのでモロッコソーセージの「メルゲス」というラム肉を使ったものを注文。うめえ。

ここら辺から赤ワインを導入しています。tandemってやつめっちゃうまかった。モロッコに移住したフランス人が作ってて、ANAのファーストクラスで出されていた時期もあるらしい。値段もちょうどいい感じで、手土産なんかによさそう。


〆のデザートに「バクラワ」というパイとミントティー。どちらもしびれるほど甘い。
そんな感じで終始モロッコ気分を味わえるいいお店でした。食べ物がうまい国はやっぱりいいですよねという話になり、来年モロッコに行くことが決まりました。やったぜ。
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