ついに我が家でも玄米食を取り入れる運びとなりました。常日頃から自傷行為のような酒の飲み方をしては五臓六腑をボコボコに痛めつけているので毎日の食事のときぐらいはいたわってあげようという意図が半分、あとは単純に玄米が好きだからです。
フライパンで玄米を炊こう
タイトルにもありますが初めて玄米を炊いた時は失敗してベッチャベチャになって「二度と玄米なんか炊くか!!」と思いました。圧力鍋で成功した炊き方だけ見たい人はここからジャンプしてください。
というわけで玄米様です。凛とした佇まいですが後ほどベッチャベチャになります。
水でバーッと洗います。精米されたお米と違って残留農薬がアレしてる可能性が高いので念入りに洗えという言い伝えがあります。
洗っても洗っても水が濁りません。白米と違って米ぬかがないのでそういうものらしい。
洗いました。フライパンには米と同量のお水を張っています。
すぐに強火にかけます。
蓋。
さて、今回採用したのは「びっくり炊き」という手法で、手順を簡単に説明すると以下の通りです。
- 玄米と同量の水を張り、吸水せずに火にかける
- 強火にかけ続けて水分を全部飛ばす
- 水分が全部飛んだら再度同量の差し水(びっくり水)を入れる
- 再度20分ぐらい炊く
- 蒸らして完成
偉そうに箇条書きにしましたが後ほど失敗して僕がびっくりするのであまり参考にしなくていいです。
フェーズ2、水分が全部飛んだ状況です。
フェーズ3、びっくり水 into the 玄米。
フェーズ4、米と同量のびっくり水を入れました。このまま20分炊きます。
蒸らして完成。
ゼロ距離。
しゃもじでほぐします。圧倒的に水分が残っておりこの時点で失敗を確信。
お茶碗に盛りました。
- べっちゃべちゃ
- おかゆかお前
- 食べられないレベルではない
- けど5合も炊くんじゃなかった
というなんとも言えない感想です。「残りの玄米全部精米しようかな」と思いながら数日に分けて気合いで全部食べました。
「びっくり炊きは簡単で初心者にもオススメ!」とか書いてたまとめサイトにF5アタックしたい気分ですが復讐は何も生みません。そのエネルギーを次の挑戦へぶつけることにします。
圧力鍋で玄米を炊こう
失敗とは転ぶことではなく、そのまま起き上がらないことなのです。
--メアリー・ピックフォード(女優・プロデューサー)
私は決して失望などしない。なぜなら、どんな失敗も新たな一歩となるからだ。
--トーマス・エジソン(米国の発明家)
成功する人は、失敗から学び、別な方法でやり直す。
--デール・カーネギー(米国の実業家)
モチベーションを高めるために偉人の名言を引っ張り出してきました。それでは圧力鍋で玄米を炊きます。
米を洗って30分吸水。その後水を捨てて玄米と同量の水を入れます。
強火にかけて重りが振れ始めたら弱火にして15分。その後重りが下がるまで放置。
完成。ビジュアルからして全然違う。
- プチプチした食感で美味しい
- 絶妙な炊け具合
- オシャレなカフェで出てくる玄米と同等レベルもしくはそれ以上
- 玄米大好き
という感想です。最高。
終わりに
玄米食にすると栄養がどうとか健康面にいいとか諸説あるみたいですが、個人的に「おっ」と思ったのは「野菜が美味しく食べられる」ということ。白米だと肉のおかずがないと箸が進まなかったのが玄米だと肉でも野菜でもガンガンいけるようになります。サラダとかほうれん草のおひたしとか豆料理とかとも相性が良いので野菜を食べる量が増えました。ヘルシー。おめでとうありがとう。
というわけで当分の間は玄米を美味しく食べて酒で縮んだ寿命を取り戻そうと思います。
コメントを残す