タイ旅行中に「なんかやったことないことやりたいな」と思ってチェンマイで料理教室に参加してきました。これがとてもよくて、
- 食材の調達は先生と一緒にローカルの市場へ
- ノー知識でもタイ料理をわかりやすく教えてくれる
- しかも半日コースで10品
- 味見とかでお腹いっぱいになる
- ホテルまで車での送迎付き
と、大満足のコースでした。参加費は1,100バーツ(3,300円ぐらい)と超リーズナブル。楽しかったので一部始終と作った料理のレシピを残しておきます。
ローカル市場見学 & 食材調達

朝9時にチェンマイ市街のお寺に集合。簡単に自己紹介して歩いて市場へ。

超ローカル感。



こんな感じで先生の引率のもと、市場の中を色々と見学させてもらいながらお買い物をします。日本では目にすることがない食べ物がいっぱい。


あれこれ味見させてくれるので朝ごはん抜いて行きましょう。上の写真は豚の腸を揚げてサクサクにしたやつを味噌みたいなやつにディップしているところ。ビール欲しくなる味でした。

ドリアン・オン・ザ・ライス。最初見たときアホか人間が食うもんちゃうやろこんなもんと思ったのですが食べてみるとこれがイケる。ねっとりしていて深い旨味がありました。最近のドリアンは品種改良を重ねられて臭みが軽減されているそう。確かに思ったより臭くない。

生の唐辛子の試食に挑戦。赤いやつは意外と辛くない。このあと青いやつ食って死にました。



こういうドがつくようなローカルの風景が好きです。
タイ料理を学ぼう

さて、食材の調達を完了後は料理教室へ到着。

こんな感じで各人のスペースがあって、それぞれ1セットずつ調理器具や材料が配置されています。


作る料理は全部で10品。メニューは以下の通りです。
- ソムタム
- 揚げ春巻き
- マンゴー・オン・ザ・ライス
- かぼちゃのココナッツミルク煮
- カレー(4種類から1品選ぶ。僕はグリーンカレーにしました)
- スープ(3種類から1品選ぶ。僕はトムヤムクンにしました)
- 炒め物(4種類から1品選ぶ。僕はパッタイにしました)
- サピトング(アカ族のディップソース)
- アカ族のサラダ
- アカ族のスープ
もちろん作ったやつは全部食べるので、クラス受講後には間違いなくお腹いっぱいになります。
ソムタム
今回僕が参加して作った料理を簡単なレシピを添えて全部載せておきます。まずはソムタム(パパイヤサラダ)。

この臼に材料を全部入れて叩いて作ります。

にんにく、long-bean(えんどう豆みたいなやつ)、赤唐辛子。

千切りにしたパパイヤと人参とトマト。パパイヤは手に入らなければキュウリがあれば代用可能とのこと。

ライム絞る。

海老ペースト小さじ半分ぐらい入れる。海釣りの餌のにおいがしました。このあとパームシュガー(砂糖)を小さじ1投入。

ひたすら叩く。

お皿に持って砕いたピーナッツふりかけて完成。材料さえ揃えば意外と調理自体は簡単な料理です。
揚げ春巻き

次はタイ風揚げ春巻き。まず豆腐切る。

炒める。

もやしめっちゃ入れる。

千切りにした人参めっちゃ入れる。

春雨めっちゃ入れる。

醤油で雑に味付けする。

炒め続けてある程度しなしなになったらOK。

炒めた具をライスペーパーに乗せる。

くるむ。

油を熱する。温度の目安はにんにくのかけらを入れたら浮かんでくるぐらい。

さっきくるんだやつ投入。

5秒ぐらいジュワーってやって

フライ返し使いながらひっくり返してもう5秒。揚げ時間が意外と短い。

さっきのソムタムに乗っけて完成。どっちもめちゃうまい。
グリーンカレー
お次はグリーンカレー。

レモングラスと青唐辛子を

刻む。

石臼に入れて

黒胡椒とにんにくとコリアンダーシードとクミンとガランガルとシャロットとカフィルライムの皮を投入。クミン以降初めて聞いたのでどれがどれかわかりません。

石臼でごりごりやる。

5分ぐらいごりごりやってるとペーストになる。

「ウソ……。私、カレーのペーストまで作れるようになっちゃった」という達成感を得ることができます。

グリーンカレーの具です。人参と茄子みたいなやつとlong-bean。long-beanは多分エンドウ豆で代用可能。

切る。

フライパンにココナッツミルク入れて沸騰させて

さっき石臼でごりごりやって作ったペーストを投入。

一回混ぜて

野菜全部入れる。あと鶏肉も入れる。

最後になんだっけこれミント? の葉を乗せて完成です。

完成。味はお店で出てくるやつです。べらぼうにうまい。

並行して作っていたアカ族のサラダとアカ族のスープを添えて頂きました。うまい。アカ族の料理はタイ料理よりも辛くなくて薄めの味付けでヘルシー。
パッタイ
そしてみんな大好きパッタイ。タイの焼きそばみたいなやつです。

ねぎ。

切る。

豆腐。

切る。

にんにく。包丁の腹でバーンてやって砕く。皮のまま使います。皮残したほうが香りが出るらしい。

タイの屋台でよく見る万能鍋に

油ひいてにんにく投入。

油ににんにくの香りが移ったら豆腐投入。

卵をそのまま割り入れてガッとかき混ぜる。

一旦具材を手前に避けて水を1/3カップ投入。

麺入れる。

もやしとかネギとか入れる。

最後に一気に味付けします。醤油大さじ2と砂糖小さじ1/2を入れて水分なくなるまで炒め続けて完成。

はいめっちゃうまい。料理教室はこんな感じで、今まで「家で作れたらいいのになー」って思ってた料理があまりにもあっさり自分の力で作れるようになって感動の連続です。

最後は参加者みんなでワイワイ食べました。楽しい。
マンゴー・オン・ザ・ライス

デザートは同時並行で作っておいたマンゴー・オン・ザ・ライス。
- 炊いたもち米
- ココナッツミルク
- 水
- 砂糖
- 塩
を温めながら混ぜて作るのですが、最後に塩をちょっと入れたら一気に美味しくなってびっくりでした。マンゴーと米って意外と合うんですよね。「パイナップルに酢豚ァ?」みたいな人ほど食べるとハマると思います。僕のことです。
まとめ:旅先で料理教室に参加するの楽しい

最後にレシピブックを頂きました。これでいつでもタイ料理が作れます。
旅先での滞在が長期間になると普通の観光に飽きてくるのですが、そういうときにこんな感じで学びの要素を取り入れると楽しいなーと思いました。今後の旅行でガンガンやっていきたい。
そんなわけでスキルセットに「タイ料理」が追加されました。やったぜ。
Thai Akha Kitchen
今回の料理教室はトリップアドバイザーからオンラインで予約できます。
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