MacBook Proのバタフライキーボードのキートップを外して壊して直した話

MacBook Proのcommandキーが不調

MacBook Pro 15インチで文章を打っていたところ、どうにもショートカットキーの効きが悪い。「疲れてて自分の指の動きが鈍ってるんだろうか」と疑いつつも使い続けていたところ

  • command + Xで選択範囲を切り取ろうとしたら「x」が入力される
  • command + Cで選択範囲をコピーしようとしたら「c」が入力される
  • command + Wでウィンドウが閉じない
  • 他のショートカットキーや文字入力では問題なし

という現象が高頻度で起こるので「commandキーがやられとるな」と判断しました。

MacBook Proのキートップの外しかた

問題の切り分けができたところで分解してみます。MacBook Proのバタフライキーボードのキートップの外し方は意外と簡単。キートップ上部にある隙間に薄くて硬いものを差し込んでクイッとやるだけ。


薄くて硬いものというのはこういうプリペイドカードみたいなやつのことです。マイナスドライバーとか針とかでも代用可能だと思うので、傷を恐れないストロングスタイルの人はやってみてください。


これをここに差し込んで手前にクイッとやります。


すると外れます。

で、ざっと掃除してみてハメ直してみたのですが状況は変わらず。どうやら原因はホコリじゃないらしい。

MacBook Proのキートップの壊しかた


その後外したりハメ直したりを何度か繰り返しているとcommandキーがめり込んでしまいました。上の写真の状態はcommandキーが押されっぱなしになっており、タイピングすると全てが「command + ◯」のショートカットになって最悪です。笑うしかないですし、その表現として「wwwwww」と草を生やそうとすると開いているウインドウが全部閉じます。まったく勘弁してよね。


キートップを外して観察してみると固定するためのツメの部分(写真左側2つ)が欠けていました。どうやらつけ外ししているうちにぶっ壊してしまったようです。いっぱい悲しい。

MacBook Proのキートップの直しかた

このcommandキーがめり込むというのは文章を書く仕事をしている人間からすると最悪な壊れかたのひとつです。タイピングするたびに新しいウィンドウが開いたり印刷画面が出てきたりタブが閉じたりして仕事になりません。本当に絶望します。至急直したい。直しましょう。

要はキートップが正しくハマっていないからこの現象が起きているわけで、キートップを変えれば解決するのでは? でもキートップだけとか売ってるのか?


売ってるんです。ダメもとで「MacBook Pro 15インチ キートップ バラ売り」とかで検索したらヤフオクで出品している人が見つかりました。神。


あなたが落としたのは写真左のぶっ壊れたcommandキーですか? それとも写真右の新品のcommandキーですか?


ヤフオクで即決350円にクリックポストの送料188円の計538円で購入したcommandキーをはめ込みます。


完全勝利。これで平穏なタイピングライフを送ることができます。ご清聴ありがとうございました。

2件のコメント

お初です。
右矢印キーが壊れてしまい、このサイトに辿り着きました。
なんとか直せないかと悪戦苦闘していたのですが、
まさしく写真左のぶっ壊れたキーの状態。
諦めてキートップをヤフオクで買おうかと思います。
大変参考になりました。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です