「年末だし何かいいもん食べよう」というノリで奥さんと渋谷の海老フライ専門店「海老昌」に行ってきました。今まで食べた海老フライの中でぶっちぎりで一番美味しかったです。

店先の看板。道玄坂のホテル街ど真ん中にあります。お店は地下1階。エレベーターに乗った瞬間に海老の香りに包まれるのでそわそわしてください。

メニューがいろいろありますが全部海老フライ。コンセプト尖りすぎだろ。

限定16食の大昌「渚」というやつにしました。年の瀬なのでエンゲル係数は気にしなくていいことになっています。
席はカウンターのみで内側が調理スペース。シェフがでっかい海老に衣をつけて揚げる様子を眺めながら待機。
最初に本日のスープが運ばれてきました。この日は甘えびとトマトのやつ。一口啜ると口の中に海老の香りがドンと広がってすごかった。これ1杯で何匹分のエキスが入ってるんだろう。

で、海老フライです。お皿に乗り切らないサイズのやつが2匹。今まで見てきた海老とサイズが明らかに違う。
昔iPhone SE使ってて初めてiPhone 7 Plus持ったときに「いやさすがにでかすぎるやろ」って半笑いになったときと同じ表情になりました。人間は自分の脳に記憶されているサイズ感を大きく上回る物体を見ると半笑いになる。

ド迫力。このクラスの大きさの海老から食感が大きく変わって味と香りも高まっていい感じになるとのこと。

味はもうそれはそれはうまいです。
衣はサクサクで軽め、海老の旨味は濃厚、タルタルソースをつけて食べるとご飯が止まらなくなるという3hitコンボ。奥さんと無言で目を合わせて「レベルが高すぎる」という意思疎通をしました。
海老フライの極みを目指しているお店で振り切ってていいですね。素材がいい上に揚げるのもうまいので提供されるものも間違いなくうまい。あと高級志向な感じでスタッフの人の案内とかも特別感があって楽しい。
席数少なくてしょっちゅう満席になってるらしいので予約して行くのがおすすめです。
いやー、別格ですね、ここわ。