Apple製ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホンAirPods Pro、油断してたらいきなり発表されてびっくりしました。
Amazonで買おうと思ったらソッコー在庫切れになってて、「まあ別に急ぐ必要もないし入荷されたらそのうち買うか」とのんびり待っていたところヨドバシなど各種ネットショップでも在庫切れ、ソフマップやビックカメラの実店舗でも軒並み在庫切れ、本家Apple Storeでも全店在庫切れ、メルカリやヤフオクを見てみたら35,000円で出品されている(定価は30,580円)などなど、日本全土で品薄状態。
なかなか手に入らなくなると俄然欲しくなってくるもので、毎朝在庫状況を確認しては「今日も買えない……」とゾンビのようにWebの海をさまよっていました。

で、やっと購入。
在庫が薄いAirPods Proを定価でできるだけ早く買う方法
Appleの公式サイトでは朝6〜9時ぐらいに店舗用の在庫が補充されるようで、その時間に注文画面で「当日ピックアップ(Apple Storeで受け取る)」を選択すると在庫がある店舗の一覧が表示されます。
なのでApple Storeへサクッと行ける人は頑張って早起きして公式サイトをチェックしていれば割とサクッと入手できると思います。僕は渋谷店で受け取りました。
AirPods Proのいいところ

そんわけで早速使用開始。一言で言うとノイズキャンセリング機能を気軽に使いまくれるいい製品です。使ってみて「ええやんけ」ってなったポイントを挙げます。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリング機能がなかなかすごい。イヤホンでここまで雑音をカットできるのかとちょっと感動しました。届いてまず最初に自宅で使ってみたのですが、エアコン、空気清浄機、冷蔵庫などのノイズがほぼゼロになって、「無意識下でこんなにいろんな音鳴ってたんだ」ってなります。
外で使うとかなり「しん」とします。世界がいきなり変わる感じ。日常生活で特に恩恵を感じるのは電車の中。移動の際にAirPods Proを持ち出すのを忘れたら走って取りに帰るレベルの必需品になりました。
あとはカフェでの作業中も便利。音楽聞く気分じゃないときは耳栓がわりに装着してノイズキャンセリング機能をオンにしておけば一瞬で集中モードに入れます。もう死ぬまで耳に突っ込んでおきたい。
外部音取り込みモード
続いて驚いたのが外部音取り込みモード。とても自然に外部の音が入ってきて、はっきり聞こえるようになります。
徒歩で移動する際はノイズキャンセリングモードだと他の歩行者や自転車や車が近づいてきたときに気づけなくて怖いので、ノイズキャンセリングモードから外部音取り込みモードに切り替えて使ってます。
切り替えは簡単。ステム(柄の部分)をつまんで長押しするだけ。
音質
音質は旧モデルのAirPodsと比較すると良くなっています。特に低音が力強くなりました。
そうは言っても3万円という値段を考えると音質だけで評価すると割高かなーというところ。少なくとも感動するレベルではないです。ノイズキャンセリング機能や操作性ありきの製品ですね。
耐水
AirPods ProはIPX4等級の耐水機能があります。
IPX4は「あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない」という規格なので、まあ日常生活の中での汗とか、雨とか、水作業とかを受ける分には問題ないですねというぐらい。
そのほか使用感
そのほかAirPods Proを使ってみて感じたことをつらつらと。
iPhoneとの連携

相変わらずApple製品同士の連携がいいですね。接続も端末の切り替えもスムーズ。
つけ心地
いいです。カナル型になって密着感と遮音性が高まりました。
イヤーチップはS,M,Lの3サイズが付属しています。僕はどうやら耳の穴が小さめな人間だったらしく、デフォルトのMだと2時間ぐらいつけっぱなしにしていたらじわじわ痛くなって頭痛一歩手前みたいな状態になるのでSにつけ変えました。Sにしてからは装着感抜群。
ちなみにイヤーチップの装着状態をテストする機能も付いています。「設定」アプリからBluetooth→使用しているAirPods Proの「i」をタップするとテストできます。「これ、サイズ合ってるんやろか」「ノイキャンちゃんと効いてるんやろか」って心配になったらやってみるといいでしょう。


操作性
曲を停止したり次の曲に進んだりするリモコン機能、旧モデルのAirPodsはトンとタップするだけだったのが、AirPods Proでは感圧センサーが内蔵されているステム(柄の部分)をつまむアクションに変更されました。
AirPods Proのリモコン機能は以下の通り。
- 1回押す:再生、一時停止、電話に応答
- 2回押す:次の曲にスキップ
- 3回押す:前の曲にスキップ
- 長押し:アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを切り替え
充電ケース

形が変わって横長になりました。ポケットに入れても邪魔にならないサイズ感。

ちなみにワイヤレス充電にも対応。Lightningケーブル使わずポンと置くだけでいいので便利。
AirPods Proの微妙なところ
最後にAirPods Proの微妙なところを上げておきます。一点だけ。
バッテリー持ちが4.5時間
バッテリー持ちがちょっと心もとないです。公称で4.5時間。
東京 - 大阪間の新幹線の移動や、日本から韓国や台湾などの近隣国へのフライトぐらいの時間だと大丈夫ですが、それより長い移動になると使いっぱなしだと途中で切れちゃう。
ケースのバッテリーと合わせれば24時間使えるので、長時間のフライトの際は食事時など、要所要所で追加充電して使う形になるでしょう。
まとめ

2つで計10.8グラムなのにこの機能。小さいのに頼もしい。
- 電車や飛行機での移動が多い人
- カフェなどで作業する機会がある人
- ノイズに敏感な人
の耳にはきっと合うことでしょう。
買ったよかった。トータルでの満足度はとても高いです。
コメントを残す