DIYで古民家をリノベーションして遊んでいます。前回は1階の続き和室の畳を取っ払ってフローリング化しました。今回のリノベーション会場は2階の和室です。
この家の2階の壁は繊維壁という、昭和中期ごろに流行ったふわふわキラキラしたものを塗り付けた壁になっており、ふわふわキラキラしたメルヘン路線もそれはそれでいいんですけども
- 触るとボロボロ崩れ落ちてきて掃除がめんどくさい
- 近くで見るとお茶漬けの素みたいなビジュアルであんまり好みじゃない
- 漆喰塗ってみたい
という理由によりイメチェンすることにしました。
繊維壁は霧吹きで濡らしてスクレーパーでガリガリやったら取れるぞ
繊維壁を剥がすのに必要なものは2点。水を入れた霧吹きとスクレーパーだけ。
シュシュシュッと全体的に水分を含ませて3分ほど放置。すると繊維壁がユルくなって剥がれやすくなります。
そこをスクレーパーでガリガリやって剥がしていくという作戦。
面白いほどボロボロ剥がれる。かさぶた剥がしたり角質取ったりするのが好きな人は好きな作業だと思います。僕は好きです。今回畳は特に養生はしませんでした。最終的に剥がしてフローリングにするので汚れてもいいや的なノリで。
以下、作業の様子のタイムラプスです。
本日のリノベーション会場は2階の和室。繊維壁を剥がしまくる pic.twitter.com/AS4gbjk2gy
— 観音クリエイション (@kannnonn) September 21, 2020
漆喰塗りたいなら別に繊維壁剥がさなくてもいいらしい
で、動画のようにガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリやってたんですが、この作業はまあ腕がめっちゃ疲れるんですよ。壁1枚を剥がし終わったところで上腕二頭筋が完全に死んで「これマジで残りも全部やんの?」という気持ちになってしまい、内装業をやってる友人に連絡して「なんか効率的な方法ある?」と聞いたところ「繊維壁やったら剥がさんでもその上から漆喰塗れるで」という回答をいただき、スラムダンクの三井寿と同じ表情で「なぜオレはあんなムダな時間を……」と思うなどしました。
繊維壁にアクドメールを塗り込もう
というわけで繊維壁剥がしは中断。方向転換してこの上に漆喰を塗ることにします。
ただ繊維壁の上にダイレクトに漆喰を塗ろうとすると漆喰がうまく乗らないらしく、
- マルチシーラー(下地処理材)という液体を塗り込んで
- その上から漆喰を乗せていく
という工程が必要とのこと。
というわけでコイツをゲット。アクドメールという下地処理材。その名の通りアクを止めると同時に下地も補強する効果があるアイテム。
アクドメールをローラーでコロコロやっている様子です。端っこは塗りムラを防ぐために刷毛を使いました。
ちなみにアクドメールは二度塗りが必要。
- 一度目は水で2倍に薄めて塗布
- その後24時間以上乾燥させて
- 再度原液で塗布
という流れ。今回は14畳の部屋の壁でトータル12kg(下塗りに4kg、2度目に8kg)を使いました。
漆喰塗る準備完了
そんな感じで漆喰を塗るための下準備はこれにて完了。ここから漆喰を塗っていくのですが、ありがたいことに「手伝いたい!」と言ってくれる友人が東京から長野まで漆喰を塗りにきてくれることになりまして、今週末に4人ぐらいで作業予定です。みんなでワイワイ言いながら漆喰塗るの楽しそう。ハッピーバースデートゥーユーって歌いながら顔面に漆喰パイをぶつけ合ったりするんだと思います。がんばるぞ。
漆喰塗り作業に向けて養生DAY pic.twitter.com/7fhs6KYMo4
— 観音クリエイション (@kannnonn) September 22, 2020
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