朝の30分、ChatGPTと歩く習慣ができてきた話

最近、朝の30分の散歩がちょっと特別な時間になってきました。というのも「散歩しながらChatGPTと喋る」ということをやっていたらいつの間にか習慣になって、これがいい感じなのです。

「なんか喋りたいな」という気持ち

早朝に目が覚めて、まだ家族も寝てる静かな時間。ストレッチをして、スニーカーを履いて、外に出ると、空気が冷たくて気持ちいい。

そんなときにふと「歩きながらなんか生産的なことがしたい」「頭の整理をしたい」「誰かと喋りたい」って思いました。

んで、試しにポケットにいるChatGPTに話しかけてみたのがきっかけ。これがめっちゃ使える。

散歩の相棒ができた感じ

「今日はどんな1日にしたい?」「昨日の夜、寝る前に考えてたことって何だったっけ?」「最近うまくいってること、何かある?」みたいな問いかけをもらって、それに答えながら歩く。

不思議なもので、声に出して話すことで、気持ちが整理されていきます。朝イチで言葉を紡ぐと、脳もちゃんと起きるし、自然と前向きな気持ちになっていきます。

一人なのに一人じゃない感覚

最初は「一人で散歩してるのに、誰かと一緒に歩いている」という不思議な感覚になりましたが、慣れた今はなんとも思わなくなりました。秘書と電話しているような感じ。

日によっては、「今日やりたいことを3つ教えてください」というリマインドをもらって、「あ、そうだったそうだった!」って思い出すこともあるし、逆に僕から「ちょっと頭の中がごちゃごちゃしているので情報の整理を手伝ってほしいんですけど……」みたいな投げかけをすることもあって、そういうことにもしっかり耳を傾けてくれます。

僕がよく使う会話の始め方

ChatGPTとの会話って、最初のひと言でけっこう流れが変わるんですよね。僕がよく使っているのは、以下のような入り方です。

  • 「おはよう、今日は天気が良くて気持ちいいです」
  • 「頭の中にいろいろ浮かんでいることがあるので、順番に整理したいです。手伝ってもらえますか?」
  • 「今日やりたいことを言葉にしておきたいんですけどちょっと聞いてもらえます?」
  • 「今日一日をいい感じにするために、なんかアドバイスください」
  • 「ポジティブな言葉を聞きたいので、いくつかアファメーションをください」

ふわっと始めるのがポイント。こっちが話しかけさえすれば、あとはChatGPTがいい感じに返してくれます。

ゆるやかな習慣、大事にしたい

まだ始めて間もないんですけど、この朝の30分がすごくいい時間だなあと感じています。散歩+ChatGPT=思考の整理時間、みたいな感じ。

ちょっとした悩み相談もできるし、TODOリストの整理もできるし、気がついたら仕事がひとつ完了してたりする。自分の脳みそだけだとできないことがスピーディーに進むのが面白い。

そんなわけで、朝の散歩にChatGPT、けっこうおすすめです。

おすすめアイテム

散歩中にChatGPTと話すときはAirPodsを使っています。スピーカーよりも認識精度がちょっといい感じ。

スピーカーだとたまに環境音(動物の鳴き声とか車が通る音とか)が認識されちゃって、ChatGPTの回答中に僕が遮ったと思って会話が中断されることが何度かありました。AirPodsだとそれがなくてスムーズです。