我が家には「クリスマスはうまいものを食べましょう」という習慣があるのですが、
- 王道のイタリアンとかフレンチから離れてみたい
- 食べたことないものを食べたい
- 2020年は一度も海外旅行に行けなかったので旅行気分を味わいたい
などの気持ちが生まれました。そこで今年は「行ったことない国のコース料理を出すお店にいってみましょう」ということに。
Googleマップを開いて、限界まで縮小して、指先で世界地図を動かしながら「ウズベキスタンは?」「行ってみたい」「エジプト」「完全にアリ」「ケニア」「どんな料理なのかまったく想像がつかんから面白そう」「フィンランド」「本場のクリスマスコース気になる」などなど、お店を探す段階から楽しかったです。
麻布の「ブルガズ アダ」でオスマントルコ宮廷料理を食べよう
で、検討の結果今年はトルコ料理に決定。ネットで調べたら一休レストランで出てきたBURGAZ ADA(ブルガズ アダ)というお店が良さげだったのでそのまま予約しました。
当日の様子です。ショープレートの時点から中東のエキゾチックな雰囲気全開で最高。
これからの食事の期待が高まるいい文章。オスマントルコの宮廷料理は皇帝の健康維持やアンチエイジングに重きを置かれたとのこと。
さっそく提供されたメニューを眺めてみると
キョフテ
ヒュッレム
ストゥ ムハレビ
ケキッキ
などなど、「いったい何が出てくるんだ」と思う謎の文字列ばかり。完全に楽しい。
ブルガズ アダのコース料理は最高
一品目はムース仕立てのサラダ。焼き茄子とトマトがペースト状になっていて、上品なラタトゥイユみたいな味がしました。花も食える。うまい。
ケスターネ チョルバスという栗のスープ。
トルコ語でケスターネが栗、チョルバがスープ、スが所有格らしい。お店の人が教えてくれました。
一品一品手間暇をかけた前菜の皆様。全部うまい。素材が良い上に薬膳として理にかなった調理法が素晴らしく、どれを口に運んでも「うーお」と感動させられてしまいました。手前の上げ春巻きみたいなのが好み。
パンは中東って感じのハード系。酸味があってうまい。オリーブオイルもうまい。かつて領土だったギリシャで摘まれたオリーブを使った上質なものとのこと。
本日の魚料理はヒラメ。
- ハーブのマリネにくぐらせて
- バージンオイルで表面だけソテーして
- その後オーブンで焼きあげて
- 車海老のビスク風ソースを添えたもの
らしいです。めっちゃ手間かかってる。ドライレモンがこういう魚料理に合うということを初めて知りました。収穫。
あとラムもうまかった。臭みゼロ。毎日食べたい。
最後はチャイとデザートで〆。
そんなこんなで大満足の夕餉でございました。
お店もおすすめですし、今回の「行ったことない国の料理」という基準でお店選ぶの完全にアリだなーと思いました。いろんな発見があって面白い。お店選びに迷ったときにやってみてください。
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