ロシアの山道で車が泥にハマッて動けなくなって10km歩いて下山したときの記録

久しぶりのピンチでした。

経緯

  • ロシアの東にある「虎の呼び声国立公園」に行くぞ
  • Googleマップで調べた道を進んでいたらどんどん山の奥の獣道へ
  • 雨降ってきて道がぬかるみ始める
  • 泥にタイヤがハマって動けなくなる
  • とりあえず誰か通るのを待つ
  • 10時間待っても誰もこない

という感じでした。

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ハマったときの写真。タイヤが空回って前にも後ろにも動けなくなります。初体験。

山で動けなくなってキツかったこと

以下、立ち往生してキツかったことリストです。

  • よりによってこの日は朝ごはんも昼ごはんも食べてなくて空腹状態だった
    • 車に食べ物も積んでない
    • 死ぬのでは?
  • 水も積んでなかった
    • 死ぬのでは?
  • ガソリンの残りが少ない
    • 外クソ寒い
    • 死ぬのでは?
  • 同行者(ヨシさん70歳)のイビキがヤバくて寝れない
  • 電波ない
    • 誰にも連絡できない
    • 死ぬのでは?

オーバーキルです。

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いま流行りのデジタルデトックスの様子です。電波がないので助けを呼ぶことができません。

ロシアの村の人に助けを求めよう

車内で一晩明かして翌朝。来た道を歩いて戻って人を探すことにしました。

結果的にこの判断が正解で、あのまま待ってても誰も来なかったと思います。Googleマップお前はなんでこんな誰も通らない道を提示したんだ。

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この道を下山します。寒い。

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山をナメているのでよりによってサンダルです。

下山で特に辛かったのは川を歩いて渡る必要があったこと。上の動画のように車ではヒャッホーイって感じで渡ってきた川を、今度は自分の足を濡らしながら気合で渡ります。水温は5度ぐらい。15秒も足をつけていると「ああああああああっ!!!!!!」って嫌になるぐらい冷たくて、一度やると二度とやりたくない気持ちで満たされるのですがこれが4回あって普通に絶望しました。

あと睡眠時間ゼロで10km下山はさすがに途中でぶっ倒れるかと思うぐらいしんどかったです。ふもとが見えたときは漫画『キングダム』の30巻で合従軍に迫られて心身ボロボロで王都・咸陽(かんよう)の手前の蕞(さい)にたどり着いた主人公の信と同じ表情をしていました。

で、満身創痍でなんとか村を発見。強そうな車を持っている人を訪問。事情説明。同行して牽引してもらうことになりました。言葉はまったく通じないけどなんとかなっていく。世界はやさしい。

牽引初体験

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村人のアンドリューに牽引してもらっているときの様子です。牽引、教習所で習ったけど一生使うことない知識だと思っていたらこんなロシアの山奥で役立つときが来るとは。知恵は力だ。

何度目かのチャレンジで無事泥から抜け出すことに成功。その拍子に前側のパネルが外れたり、後ろ側のよくわからない部品が吹っ飛んだり、あと気づいたらナンバープレートがどっか行ったりしててスト2のボーナスステージみたいなことになってました。

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その後レンタカー会社に代車持ってきてもらって解決。修理代金は25万円ぐらいだそうです。合法的にバックレる方法を探しています。

山で立ち往生しての学び

長い1日でした。今後、電波が通らないような山道を経路にとる際は以下の準備をしておこうと思いました。

  • 非常食
  • モバイルバッテリー
  • フロアジャッキ
  • スコップ(これがあれば泥の部分掘って脱出できた)
  • ガソリン満タンにしておく

水はなければ川に行けばいいですが、川が遠い場合僕のように近場の水たまりの泥水をすする羽目になります。

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二度とやりたくないことリスト上位にランクイン。

そんなこんなで無事生還しました。生きててよかったですね。

サンダル界のロールスロイス、ユッタニューマンの「FRANK」を買った

2018年7月2日

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