100万円で購入した古民家に上の写真のようなスペースがありました。神棚。神様を祀る場所。
ぶっちゃけ使わないし、自分の生活には完全に不要なスペースなので壊そうかと思っていたのですが、どうにも気が進まない。手を合わせて目を瞑って「それでは失礼します」って心の中で唱えてバールでバキバキに破壊している自分を想像して「なんか違う気がする」ってなって取り壊すのをやめました。
じゃあ何に使うよこの神聖なスペース……。とほったらかしにすること1ヶ月間。落とし所ができたきっかけは、光回線のBB.excite光 Fitの工事の人が来たときでした。
工事の人「ONUとルーターを置く場所はどちらにしますか?」
僕「あ、じゃあそこの神棚でお願いします」
という反射的なやりとりを経て工事を終えた状況がこちら。こんなに神聖なWi-Fiスポット見たことない。めちゃくちゃスピード出そう。
実際めっちゃ出る。長野県の田舎町で上下300Mbps出るのはすごい。
ちなみにこの神棚Wi-Fi、実用性の面でも理にかなっております。というのも神棚って「家族の人たちにとって親しみやすい場所」に設置するらしく、ここ、位置的には家のド真ん中なんですね。なのでここにルーターを置いておけば家中どこでもWi-Fiがしっかり届くという。2階も、部屋の端っこのトイレも、縁側も、その先の庭も、敷地内全域をバッチリカバー。快適なインターネットライフが神によってもたらされました。どうか、この幸せな生活がとこしえにありますように。アーメン。
素晴らしいですね。神棚は偶像崇拝なので、神に喜ばれないので、そこは単なる「棚」として使えば問題ないでしょう。アーメン。
素敵!
神棚はアンテナ….しっくりきます。
仏壇はタブレット、墓はデスクトップ、墓参りはアップデート、故人はクラウドに保存
なんて現代では言われたりもしますからね