数ヶ月前から、スマホにかかってきた電話に出ることをやめました。結構いい効果が出ているのでまとめておきます。
かかってきた電話に出ることをやめたいなーと思った理由
- 自分で組んだスケジュールと、家族と過ごす時間を最優先にして生活したい
- 集中力を保つために仕事を中断されない環境を作りたい
やっていること
- iPhoneの「集中モード」で電話を含む全ての通知が目に入らないようにする
- あらかじめ決めた時間(9時、12時、17時)だけオンに戻して対応する
- 対応が終わったらすぐに集中モードに戻す
ということをやっています。1日に3回だけバッチ処理する運用。
例外的に通知が来るようにしている連絡先
- 奥さん
- 実家の父親
- 息子が通っている保育園
は集中モードを突き抜けて通知が来るようにしています。
電話をかけ直す基準
9時、12時、17時には、基本的に以下の不在着信だけ折り返します。
- 連絡先に入っている人
- 市外局番が長野の電話番号(必要な電話であるケースが多いので)
知らない番号から不在着信があった場合
- 知らない番号から不在着信があったらまずその番号をGoogleで検索
- 営業や勧誘の履歴がある電話番号の場合はそのまま無視
- 判別がつかない場合は一旦無視して、2回目の不在着信があったら必要と判断してかけ直す
- 気分によっては(暇だったり気になっちゃったりしたら)1回目でかけ直す
直近で仕事等のやりとりがあって心あたりがある場合(「この後ディレクターの◯◯からお電話させますね」「サッシ屋さんが時間調整したいって言ってるから電話番号教えていい?」など)はかけ直します。そういった電話がかかってくる時間がある程度わかっていれば、かかってくるまで集中モードをオフにすることもあります。
自分が集中モード中の相手の電話の挙動
自分が集中モードにしている間に誰かが電話をかけてきた場合、その人の電話は「プルルル」という呼び出し音が鳴りません。「プープープー」って鳴ってそのまま切れます。
なので後ほどかけ直した際に「なんで何度もかけたのに出なかったの!?」という怒りの感じにならず、「なんかずっと電源切れてた?」みたいなリアクションになります。平和。
電話に出なくなって感じている効果
- 集中できる時間が長くなった
- 予期せぬ中断がなくなって、スケジュール通り動けるようになった
- 自分の時間を自分でコントロールできている実感がついて、自己管理能力が向上した
- なんか全体的にストレスフリーで楽に感じる
今後やってみたいこと
- バッチ処理の頻度を1日1回にする実験をしてみたい
- かけ直すことを数日間やめる実験をしてみたい
- 最終的には電話だけでなく、スマホの通知すべてに反応することをやめたい
ということをぼんやり考えています。
まとめ
たまにうっかり集中モードに入れるのを忘れていて電話に出ちゃったりもしていましたが、来年は自分の生活からもっと電話を排除していこうと思います。
「相手の声色がわかるからコミュニケーションが円滑になることもある」「突然かかってきた電話からめっちゃ楽しい気持ちになることもある」ので電話の存在そのものを否定しているわけではなくて、あくまで「自分の時間を大事にするためにそれまでの習慣を変えてみました」という話でした。
蛇足
この前やたらと元気な不動産営業のテレアポから電話かかってきて、友達と一緒にいたのでスピーカーにして、「え! すごい! そんなに儲かるんですか!」「駅近のワンルームだと学生とかに絶対需要ありますもんね!」「京都だったら売るときにも利益でそう!」ってノリノリで40分ぐらい話を聞いておいて「え? 年収ですか? 去年は結構頑張ったんで110万円ぐらい行くっすね。バイトリーダーやってるんで」って言ったら「またご縁がありましたらよろしくお願いします」と電話を切られました。露骨すぎるやろ。
次回は「つまりそれって、◯◯ってことですか?」って相手が何か喋るたびにオウム返しをしたり、突然デカい声で返事をしたり、話を盛り上げたところで外部スピーカーに繋いでめちゃくちゃハウリングさせたり、相手の許可を得ずFaceTimeのビデオ通話に切り替えて自然豊かな野尻湖の風景を見せて穏やかな声で「ここがどこだかわかりますか? あなたに宇宙のパワーを送ります」って電話ごしに宇宙のパワーを送ったりしたい。そしたら架電リストに「頭おかしいのでコール禁止」というメモとともに自分の電話番号が消去されてお互いの時間を無駄にしなくてWin-Winだと思う。
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