オーディオインターフェースを今まで使っていたZOOM TAC-2からUNIVERSAL AUDIOのApollo Twin Duoに買い換えました。(10万円)(白目)(吐血)
前置き:ZOOM TAC-2から乗り換えた理由
ZOOM TAC-2を接続したまま長時間Youtubeの閲覧やブラウジングをするとレイテンシー(音の遅れ)が起きたりノイズが乗ったりするという不具合があったからです。
自分でいろいろ試しましたが解決できなくて、サポートにも相談して製品送ってチェックしてもらったりしました。以下、経緯です。
- ZOOMのサポートにメール
- 製品送付
- サポートの人「再現できなかったのでおそらくお客様の環境の問題かと思われます」
- 諦める
- Amazon見てたら同じ不具合を報告している人を発見
- 俺だけじゃなかったー!
- んじゃ買い換えよう
ちなみに以下、AmazonのZOOM TAC-2のカスタマーレビューで同じ不具合を報告している方のコメントです。
皆さんが仰っている通り、長時間の使用や、複数の動作を同時に行ったり(youtubeで動画を見ながらギターを弾いたり)すると、プツプツと音が途切れたり、音が出なくなったり、急にレイテンシーが大きくなったりしますが、しばらく休ませれば正常に動作するようになります。
そうそうそうそう全く同じ不具合。
対処法としては上記の通りしばらく休ませたり、あとはThunderboltケーブルを抜き差しすれば治ります。が、この不具合が1日に何回も起きます。ノリノリで作曲してるタイミングで弾いているピアノの音が1秒以上で遅れたりブチブチとノイズが乗ったり。そのたびに作業を中断してケーブルの抜き差し。それが1日に多い日で10回以上。
チリのようなストレスも積もれば山のようなストレスになります。僕はこれ以上ストレスに耐えながら低質な時間を過ごしたくなかったのでストレッス・マウンテン(東京ディズニーランドにあるアマゾンの滝つぼめがけてダイブするアトラクションのストレス版)に乗り込んで「アー!」って言いながらAmazonの注文確定ボタンをクリックしました。
Apollo Twin Duo買ったった
というわけで開封しましょう。前置き長すぎ。ストレッス・マウンテンのくだり無理矢理すぎ。
箱。思ってたより1.5倍ぐらい大きかった。
オープン!
入出力端子です。
本体以外の内容物は3つだけ。電源アダプター、電源アダプターの先っちょにつけるやつ各種(世界中のコンセントに挿せる)、あとよく分からないおっさんが写っている紙です。
MacとApollo Twin DuoはThunderboltケーブルで接続します。このケーブルは同梱されていないので一緒に注文しましょう。
ケーブルつないだりして設置完了。
あとはUNIVERSAL AUDIOの公式サイトからドライバーをダウンロード&インストール&再起動すれば使えるようになりました。簡単。
Apollo Twin Duoのレビュー・感想
数日使ってみた感想です。結論から言うと最高。文句の付け所がありません。
音質
- 明らかに音が良くなった
- 音の粒が細かい感じ。特に奥行きがすごくすごい
- ボーカルの息遣いまで繊細に再現してくれる
- リバーブのパラメータいじったらちょっとした変化でもすぐわかる
- 「解像度が高いとはこういうことか……!」と、ちょっと通ぶった感想を持つことができる
- 「音楽聴くのめっちゃ楽しい!」って思える
びっくりエピソードのひとつとして、適当な曲を再生していたら「あれ? 何この曲。こんなリミックスあったっけ?」と思って曲名見たらいつも聞いてた曲で、今まで聞こえてなかった音が聞こえてただけでした。
「こんな爪弾きのちっこい音まで繊細に再生するなんて……!」と感動しましたし、感動も度を超えると笑いにつながります。ニヤけながら「すげえ」って独り言を言いました。
操作性
- ノブを回して音量調節、押すとミュート
- 右側の「MONITOR」ボタンを押すと音量調節の対象をヘッドホンとスピーカーどちらにするか選べる
普通に使いやすいです。特にノブ部分を押すとミュートできるの便利。ヘッドホンだけで作業したいときとかによく使います。
デザイン
いいと思います。質感が似ているのでMacと並べても違和感なく目に馴染む。
ソフトウェア面
UADのエフェクターは何百万円もする実機をそのまんまモデリングしてソフトウェア上で再現しているらしく、今書いてて自分でも何言ってるかわからないですがたぶんすごい技術なんだと思います。
最初にバンドルクーポンがついてるのでそれ使ってみたり、あとは全種類DEMOが用意されてて試用できるのでいろいろ試してみて自分に合うプラグインを見つけよう。
気になったこと
ボタン操作時に「カチャ」っていう音が鳴ります。今まで所有した機材でこんな音鳴ったことなかったので最初壊れてるのかと思いました。慣れるまでがんばります。
あとは本体がちょっと熱を持ちます。触るとほんのり暖かいぐらい。これはどうしようもないので諦めることにしました。
まとめ
久しぶりの大きな出費に脳がびっくりして強制節約モードに移行したのでAmazonから届いた箱を眺めて「段ボールって茹でたら食えるかな」と思いながらこの文章を書きました。
というわけでApollo Twin Duo、買ってよかったです。Macでオーディオインターフェース探している人は第一候補にしてみてください。
コメントを残す