カンボジアで1週間ポーカー打ったまとめです。
戦績
まずはトータルの戦績を。勝ったのは初日のプノンペンだけで、2日目以降にシアヌークビルに移動してからは負けっぱなし。なかなか悲惨な結果となりました。
- 初日:+392ドル
- 2日目:-284ドル
- 3日目:-600ドル
- 4日目:-250ドル
- 5日目 -11ドル
- 6日目 -120ドル
- 7日目 -125ドル
- トータル:-1008ドル
今回の気づきとか今後に活かしたいこととか
1週間ポーカー漬けの合宿みたいな日々を過ごして思ったことをまとめます。
自分より弱いプレイヤーがいるテーブルで勝負しよう
2日目以降に滞在したシアヌークビルはプノンペンと比べると田舎町で長期滞在者が多く、毎日暇つぶしにポーカーやりに来るような強者が多い街でした。
ポーカー歴4年目のANCELLさんですら苦戦してなかなか勝てない状況で、そんな中にポーカー覚え始めて2ヶ月目の僕が飛び込んだところで鴨がネギ背負って昆布で出汁とった鍋をコンロにセットして「食ってください」って言っているようなものです。実際そんな感じでいいようにやられっぱなしでした。
次回はテーブル数が多くて観光客や弱い常連が集うカジノでプレイしたい。強いやつばっかりのテーブルに着席してしまったと気づいたらすぐに退散する勇気を持とう。
トップヒットやオーバーペアでオールイン受ける前にじっくり考える
フロップ以降でトップヒットやオーバーペア持っててあー俺これ確実に勝ってるわーと思ってベットしたら強めのレイズやオールインが返ってくることがあります。
で、「あーどうせドロー付きのボトムヒットとかでブラフしてきてるんでしょ御愁傷様です」って思いながらコールしたら大抵2ペアとか3カード、もしくは完成済みのストレートが出てきて負けます。めっちゃ初歩的ミスだと思う。
今後は打たれたらゆっくり時間とって、状況を客観視してから自分のアクションを決めるようにしたい。っていうか1/2のレートでこういうレイズ返ってきたら大抵マジ手でほぼ負けてるから降りるべきだと思う。
相手のプレイスタイルを観察する
- トップヒットでガンガン打ち込んでくるオーバープレイ気味の中国人
- AT+以外は基本的に参加しないロックなフィンランド人
- フラッシュドロー大好きなので基本的に着いてくるロシア人
- リバーで確実に謎のベットをしてくるカンボジア人
などなど、いろんなスタイルのプレイヤーがいました。
こういうプレイヤーごとのスタイルを見極めて、それぞれに適した対応をできるようになりたい。たぶん得意な範囲だと思うので経験積めばそこそこできるようになる。と信じたい。
アグレッシブに打てるようになりたい
今回の一番の反省点。オンラインではそこそこアグレッシブに打てるのに、ライブポーカーになった途端にパッシブ(受け身)な対応ばかりしてしまっていました。
目の前に生身の人間がいることやレートが高いことが影響して「え、この人が持ってるカード絶対俺より強いでしょ……」って強気で行けないシーンが多々ありました。今回の合宿でそこそこ慣れたので次はガンガン攻めていきたい。
あと日常生活でも今まで以上に行動力とか積極性とかを出していきたいなーとぼんやり思いました。そういうのがじわじわプレイに影響していく気がします。
バンクロール管理
バンクロールをもう少し上げた方が良さそう。負けが続いて手持ちのお金が少なくなると普段通りのプレイができなくなってしまう。特にCB打てなくなったりブラフできなくなったりしてしまって、その結果降ろして勝つ選択肢が事実上なくなっていたのは痛かったです。
今回は消えてもいいやーと思って30万円持って行ったけど7万円ぐらい削られた時点で守りに入る打ち方しかできませんでした。次回は50万円ぐらい持っていく。
ちゃんと寝る
今回は1週間の滞在だったので、限られた時間で経験値を最大限まで積むために寝る間を惜しんで行動していました。普段は8時間ぐらい寝るのに今回の旅では毎日3時間ぐらいしか寝てなかったので完全によくない。その状態で15時間とかやり続けていました。アホです。次回以降はちゃんと寝よう。
まとめ
そんな感じで初のライブポーカーは11万円ちょいの負けとなりました。
負けはしたものの得たものは大きく、この旅を終えてようやく素人レベルを抜け出して初心者になれたかなというところ。
帰国の道中にPokerStarsのZoomの10NLやってたら相手のハンドがなんとなくわかるようになったり、自分が強いハンド持ってても「あーこれ負けてんな」と思ってちゃんと降りれるようになってたりして、結果じわじわと勝てるようになりました。自分でも「あれ、俺確実にうまくなってるわ」という実感があります。
とはいえ今まで空手道場に私服で来てたやつが道着を身につけたぐらい。やっとスタートライン。白帯から頑張るぞ。

写真はロシア人のAA VS シンガポール人のJJのプリフロップオールイン。1回目はストレート、2回目はスリーカードでどちらもJJの勝ち。勝率で言うとAAが81.5%、JJが17.8%なのにこういうことが起きたりするから面白いなあと思います。
おまけ:直近の予定
もう少し勉強して経験を積んで、来年の初旬ぐらいにリベンジする予定。次回はフィリピンのマニラ。次は絶対勝ちます。
いつも楽しく拝見させていただいています。
記事とは全然関係のない質問なのですが、観音クリエイションさんの経歴ってどんな感じなんでしょうか?プロフィールを拝見したところ、インド行ってシンガポール行って日本一周して…その間のお金やりくりとから音楽を始めてからの仕事の取り方とかすごく気になりました。
よかったら記事にしていただいたら物凄く嬉しいです。
こんにちは。コメントありがとうございます。
言われてみれば詳しい経歴書いたことなかったですね。一度まとめてみます!
こんにちは、以前paradise cityで同卓したものです。
来週からプノンペンへ行くのですが、プノンペンでの卓の雰囲気を教えて頂けないでしょうか。
ウェイティング、ステークス、客層等々
こんにちは! エアコン寒くて席変えてもらったときのテーブルでしょうか? コメントありがとうございます!
プノンペンは1日しか行ってない上にうろ覚えなのですが、
ステークス:1/3と2/5合わせて4卓
ウェイティング:そこまで待たない(21時ぐらいに行って1人か2人待ってるぐらい)
客層:中華系6割、その他アジア系2割、欧米系2割
という感じでした。
中華系はルースなプレイヤーが多く、フロップトップヒットのワンペア同士で打ち合ってオールインまで行ったり、オッズ合わないフラッシュドローでリバーまでずるずるついてきたりするプレイヤーが多い印象です。なのでそこを狙ってバリュー取りに行くのがいいかと思います。
頑張ってください!
ご返信ありがとうございます!
そうです、そのテーブルにいたものです笑
情報ありがとうございます😊
中華系が多いんですね🤔
徹底的にバリュー搾り取ってきます!