リンカーン ナビゲーターのリアゲート(トランク)が開かなくなったので自分で直した

勢いで買ったナビゲーターのリアゲート(一番後ろのトランクみたいなところ)が突然開かなくなる事態に。

中古車はどこが壊れるかわからないと聞いてはいたものの、乗り始めて1ヵ月でこんなところが壊れるとは思いませんでした。

現象:レバーを引いても反応しない

今回の問題はこちら。通常、ロック解除した状態で写真の指をかけている部分を手前に引くとバコッとリアゲートが開くのですが、どれだけ引いてもなんの反応もありません。

原因調査

検索してもなかなか同じ問題に遭遇している人の情報がゲットできず、英語で調べてやっとヒットしました。そりゃ母数は本国のほうが多いよね。

で、どうやらレバー部分とドアをバコッとオープンさせる部分がワイヤーで繋がっているようで、そのワイヤーの先端の部品がダメになっている可能性が高いっぽい。

車内からリアゲートの内張を剥がす

構造自体は思ったよりシンプルなので自分で直せそう。やってみましょう。

車内に入って内張りの持ち手部分のネジを2本外します。普通のプラスドライバーでOK。

マイナスドライバーを突っ込んで内張りを剥がしていきます。素手でやると怪我するので作業用のグローブ必須。

内側からリアゲートを開ける

剥がした内張りの隙間から内部を覗き込むとこんな感じ。応急処置的にリアゲートを開けるために、ドアを固定している赤丸部分にマイナスドライバーを突っ込んで右側にスライドさせながら、車内から外に向けてドアを押します。

すると開きます。うれしい。

原因特定

リアゲートが開いたので問題の箇所を視認できるようになりました。今回は上の写真のようにワイヤーの先端にある黒い部分が破損しているのが原因。ここがぶっ壊れているので外からレバーを引いたときに正しく力が伝わらず、ドアの固定が解除できない = リアゲートが開かない、と。

取替部品を入手

なのでこの部品を取り替えれば開くようになるはず。やってみましょう。

買ったパーツはこちら。3,000円しないぐらい。

既存のぶっ壊れた部品を除去してきれいにする

残っていたパーツをニッパーで除去。その後残った部分をナイフでちょっと削ります。削る理由はこのままだと新しく買った部品が装着できないから。

換装 & 動作確認

で、何度か調整して新しい部品に換装完了。アルミ製なので、今後は元の樹脂みたいに劣化してボロボロになることもなさそう。

その後先端部分を元の位置に格納し直して、動作確認して修理完了。

まとめ

作業の難易度はそこまで高くないです。車のこと全然知らない僕でも30〜40分でできるぐらい。

同じ問題を抱えている人は頑張ってみてください。

2件のコメント

なんと 2年ぶりにリアゲート開ける事が出来るようになりました。 ありがとうございました。車種 エクスペディション

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