人生には、「タガを外す」タイミングがある。
40歳になりました
4月21日で、40歳になりました。ひとつの節目ということもあって、今年の抱負はすこし時間をかけて思考を熟成。
半月ぐらい考えた結果、今の自分に必要なことを一言で言うならこれ、というフレーズが見つかりました。
タガを外す
「もっと自由になりたい」――そう思っていた時期がありました。時間も場所も選べるようになって、ある程度は自由に生きているはずなのに、なんか心のどこかで「足りない」と感じていました。特にここ1年ぐらい、ずっとそう思い続けていたと思います。
けどそれが、最近になって「違うかも」と思いました。「じゃあ、この違和感はなんだ?」と思ってじーっと考えている間にふと気づきました。
ああ、これは自由が足りないわけじゃない。ただ、それをちゃんと“感じられていないだけ”だったわ、と。
外に向けて求めていた自由の正体は、思い込みとか、過去の習慣とか、自分で自分にかけていた小さな“タガ”でした。たとえば「ちゃんとした朝のルーティンを崩さない」とか「ブログには気の利いたことを書かないと」とか「前作った曲に似てるからボツ」とか「子育て最優先で遊びや旅行は控えめに」みたいな、自分で決めたはずのルールに生き方ごと縛られていたんだと思います。
それに気づいたとき、少しだけ、世界の見え方が変わってきました。
だから、今の自分に必要なのは「もっと自由を手に入れること」じゃなくて、もう要らなくなったタガを、ひとつずつ外していくこと。それがいまのテーマです。
40歳の抱負に込めたキーワード
以下は、「タガを外す」という言葉に込めた、この1年を過ごすうえでの指針です。
- もっと面白がる
- まじめに、ふざける
- 笑いながら、ちゃんとやる
- 遊ぶように暮らして、暮らすように旅をする
- 時間を味方につけて、生きたいように生きる
年齢を重ねるごとに、自分で自分を縛る“クセ”が増えていく気がします。だからこそ、ちゃんと「外していく」って決めておく。
これを読んでくれているあなたのタガは何ですか? よかったら一緒に外していきませんか。1年後、全部外し終わって「うおー! 何これ! やばー! 超たのしー!」ってなりませんか。
まずはひとつ、「もう外してもいいかもな」と思う何かを手放してみる。そこから、ちょっとずつ風通しがよくなっていくように思います。
ちなみに僕は今日、「成功しなきゃ」のタガを外しました。なぜなら僕は「成功している」からです。自分自身で「もう成功している状態だ」と認めることから40代をはじめることにします。こんにちは、成功者です。あなたも成功者ですか?
まとめ
というわけで今年はタガを外して面白い年にします。面白い年になるんです。確定。なぜなら自分が面白がることに決めたから。
40歳もよろしくお願いします。
祝ってほしい
40歳の記念に、ちょっと楽しいプレゼントを募集しています。
欲しいものリストに、生活の中にちょっとした楽しさを加えてくれるアイテムたちをまとめています。もし「誕生日だし、なんか送ってみるかー!」という素敵な方がいたら、よければこちらからお願いします。
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