コーヒーを豆から淹れる生活をしたいので珈琲考具とポーレックスのミルを使い比べてみた

戸隠神社の近くにある気らく珈琲に行ったとき、店主さんとのおしゃべりの中で「普段の生活の中で美味しいコーヒーを飲むには」という話題になりました。豆選びや淹れ方、お湯の温度などなど色々なアドバイスを頂く中で印象に残っている言葉が以下の趣旨のもの。

「やっぱり淹れる直前に豆を挽いて、挽きたてを淹れるのが一番ですよ。そりゃあ時間は5分ぐらい多くかかっちゃいますけど、その5分を惜しまなければ圧倒的に美味しくなるんです。その5分を惜しまず使える人生にしたいですよね」

これがまあ僕の心にクリティカルヒットしまして、「豆を挽く生活をしてみよう」「ミルを買おう」「あと今日もらった言葉は受け売りでどんどん友達に広めていこう」と思ったのでした。

コーヒーミルを買おう

で、ちょうど同じタイミングでうちの奥さんもコーヒーミルの購入を検討していたようで、よっしゃ買おうと思ったところで珍しく意見の相違が発生。あれこれ検索した結果、僕が「これが欲しい!」と思ったのはポーレックスのミニサイズのコーヒーミルで、奥さんの希望は珈琲考具のパウダーコントロールミルとなりました。普段なら「じゃんけんで決めるか」みたいなノリになるのですが、今回は割とお互いの希望が強くてなかなかひとつに絞れない。

さあどうしようかと会話を進める中で「珈琲考具でいいよ」「なんか折れてくれてない? ポーレックスにする?」「お、いいの?」「いやでも珈琲考具のやつ使ってみたいねんなあ。雑味の原因になる余分な粉を除いてくれる機能が気になってて」「俺はポーレックスがAmazonで超高評価なのが気になってる」「悩ましいなあ」と平行線を辿ること1時間。

両方買おうぜ

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じゃあもう両方買おうぜ、という平和的解決法を取りました。

  • 実際に使い比べたらちゃんと納得した上で所有できる
  • 1つは自宅用、もう1つはアウトドア用と使い分けられる
  • ブログのネタになる
  • 最悪売ればOK

というのが2つ購入した理由です。これは決して無駄遣いではない。そう自分に言い聞かせています。

というわけでそれぞれレビューします。結論から先にお伝えすると、

  • アウトドア用なら「ポーレックス コーヒーミル2 ミニ」
  • 自宅で使う場合は奥さんが選んだ 「珈琲考具 コーヒーミル パウダーコントロールミル」
  • どっちか迷ったら「珈琲考具 コーヒーミル パウダーコントロールミル」

がおすすめです。

珈琲考具とポーレックスのミルのサイズ比較

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左が「珈琲考具 コーヒーミル パウダーコントロールミル」、右が「ポーレックス コーヒーミル2 ミニ」です。ポーレックスの方は小型志向の製品なので小さめ。

ハンドルはどちらも本体のシリコンバンドにシュッと差し込んで一体になる作りになっています。

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ハンドルを取り付けるとこんな感じ。ハンドル部分は珈琲考具のパウダーコントロールミルの方が小さめでした。

ポーレックス コーヒーミル2 ミニを使ってみた

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それでは使って比較してみましょう。まずは「ポーレックス コーヒーミル2 ミニ」から。

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パーツはこんな感じで4つで構成されています。左から順に挽いたコーヒー豆が溜まるところ、コーヒー豆を挽くところ、蓋、ハンドル。

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挽くところはセラミック製。このヒトデみたいな部分をカリカリ回すことで挽き具合を変更できます。何度か試したところ、14回くらいカリカリしたところがちょうど良かったです。

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カリカリ回数に応じた粗さの表です。何かの参考にしてください。

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ポーレックス コーヒーミル2 ミニで豆を挽いている様子。

挽き心地としては後述する珈琲考具のミルのほうが優勢。ポーレックスの方はハンドルが大きいので挽く動作も大きくなり、その分腕がちょっと疲れやすく感じました。たまにアウトドアで挽く分には全然気にならないけど、毎日これで挽くと挽くこと自体がめんどくさくなる可能性があるかも、ぐらいの疲れやすさです。

ちなみに挽く際は本体を左手で固定するのではなく、右手と逆方向に回すような動作でぐるぐるするとちょっとラクに挽けます。

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ハンドルを格納するとこんな感じ。ハンドルが大きくて湾曲しているからか、収まりが悪い感じがするのがちょっと気になる。

珈琲考具 コーヒーミル パウダーコントロールミルを使ってみた

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続いて珈琲考具のパウダーコントロールミル。

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こちらはポーレックスより1つ多い、5つのパーツで構成されています。上がハンドル、下段は左から順に雑味の原因になる微粉を受けるところ、挽いたコーヒー豆が溜まるところ(粉ふるい網つき)、コーヒー豆を挽くところ、蓋。

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粉ふるい網はこんな感じ。ふるって微粉を落とすことでクリアな味になるらしい。

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この部分をカリカリすることで豆の粗さを調整します。珈琲考具もこの刃の部分はセラミック製。

挽いてみた感想としては「こっちのほうが挽きやすい」です。ハンドルが小さい分動きも小さくなって、ずっとぐるぐるハンドルを回しても疲れにくい。寝起きの頭で挽いても苦にならないです。

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ハンドル部分を本体のシリコンバンドに格納するとこんな感じ。ストレートなので収まりがよく、ポン置きしたときの見栄えはこっちの方が好みでした。

飲み比べてみた

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さあ飲み比べてみましょう。左が珈琲考具のパウダーコントロールミルで入れたもの、右がポーレックス コーヒーミル2 ミニで入れたものです。

お店で挽いてもらって家でストックしていたものよりも自分で挽いた今回の方が圧倒的にうまいのは明確にわかります。味も香りも段違い。

ただ2杯を飲み比べた感想は「どっちもうまい」で、正直なところ味の違いは全然わかりませんでした。

で、どっち買えばいいの

今回の2つで迷っている人がいたら、珈琲考具のパウダーコントロールミルをおすすめします。理由としては

  • 豆を挽くときの動作はこっちのほうがラク
  • ハンドルを格納したときの見栄えも美しい
  • 雑味をとってくれる機能があるので美味しいはず(僕はわからんかったけど)

というところ。

ポーレックスのコーヒーミル2ミニはどんな人におすすめする?

逆にポーレックスのコーヒーミル2ミニは

  • アウトドア用、持ち運び用に使うので少しでも小さいサイズがいい
  • できるだけ予算を抑えたい(こっちの方が2,000円ぐらい安い)

という人が買うといいかもしれません。

まとめ

ぶっちゃけどっちのミルも良くて、2行でまとめると

  • ポーレックスのコーヒーミル2ミニ:良い
  • 珈琲考具のパウダーコントロールミル:さらに良い(ちょっと高いけど)

という感じ。どっち買っても後悔することはないと思います。

ちなみにどちらも一度に挽けるのは20gちょいまで。つまり2杯分ぐらい。なので「3杯分以上まとめて挽きたいぞ!」という方は他の製品を選んだ方がいいです。

暖かくなってきたし、景色のいいアウトドアでコーヒー入れてのんびりする遊びをやっていこうと思っています。ミル以外にも色々揃えていこう。

戸隠神社の近くにある「気らく珈琲」は居心地良くてコーヒーうまくて店主さんが気さくで最高

2021年2月28日

4 件のコメント

  • 少し大きくて重いですがご自宅用にタイムモアという会社のコーヒーミルおすすめします。
    とにかく速くて楽です。
    家と会社に1つずつ置いて使っています。
    何かの機会に触れられることをお祈りしています。

    • タイムモアのミル、調べてみたら、なんと、これは、めっちゃかっこいい……!
      たぶん買ってしまうと思います。おすすめありがとうございます!

  • 毎日手で挽いていて、やや飽きてきたら電動ミルも良いですよ。軽く10年以上現役でしっかりと動きます、使用頻度の少ないナイスカットミルの旧型を中古で買うのがおすすめです(1万円台であります)。

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