息子が『おさるのジョージ』にハマっていて、恐竜が出てくる回で「ウォォー!」とテンションを上げていました。そんな前提で迎えた週末のお出かけ。家族で信州新町化石博物館に行ってきました。
でかい。息子氏のリアクションは「うわああぁあぁ!」という感じで最高潮。
併設されている信州新町美術館を通り抜けて、化石博物館のコーナーへ。
博物館には恐竜の骨格模型や化石などが展示されていました。が、 息子の目が輝きを増したのは、博物館のエレベーター。
オッ
で、最初は「なるほど違う階も見てみたいんやね」 と思ってついて行ったのですが、彼の興味は単に違うフロアへ行くことではなく、エレベーターそのものでした。1階から地下1階、そして再び1階へ。縦軸を行ったり来たりする数十秒の旅。
- ボタンを押す感覚
- 押したボタンが光ること
- 到着したらドアが勝手に開くこと
- ドアが開いたら景色が変わっていること
などが息子に刺さっていたように思います。
3往復目ぐらいで「またか……w」と思って「そろそろアンモナイト見にいこー」とか声をかけてみたのですが全く聞くを耳持たず。その形のボタンもドアも家にないもんなあ。さぞ楽しいことでしょう。
で、こういうときって親である僕らの価値観だと「化石博物館に来たんやから化石を見なあかん」って考えて息子をぐいっと抱き上げて展示コーナーに連行して「ほらアロサウルス!」とかやってしまいがちですが、今回はその常識を一旦置いておきました。「日曜日に家族で出かけて、出かけた先で2歳の息子がエレベーターに楽しさを見出してるんやから今はここで遊ぶのが正解やろ」の判断。
で、実際正解だったように思います。「子どもの興味とか好奇心って予測不可能やなあ」とか、「大人の想像超えてくるよなあ」とか、奥さんと話しました。上下に移動しながら。なんやかんやで10往復ぐらいしました。全っ然飽きへんやん。すごいな2歳児!
ちなみに僕たちがエレベーターで謎の上下運動を繰り返している間、他のお客さんは全く来なかったので貸切状態。心置きなくエレベーターを堪能しました。東京や大阪にあるような大きな博物館だとなかなかできない遊びだったと思います。
そんな感じで小さな発見をしたお出かけでした。これからも息子の興味がどこに向かおうと、大事に見守ってあげようと思います。とか言いながら、ディズニーランド行って1日中アリの巣ほじくったりしてたらさすがに移動を促しちゃうかもしれない。
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