徳島県西部の「にし阿波」で過ごした3日間を10枚の写真で振り返る

四国の徳島県の西部に「にし阿波」と呼ばれるエリアがあります。

美馬市、三好市、つるぎ町、東みよし町の2市2町で構成されるこの地域は美しい自然風景や多くの観光資源を持つ一方で、県内でも人口減少が急速に進んでいる課題をお持ちとのこと。

そこで「人口減少を食い止めるにはどうすればいいか」「移住を促進するためにできることは何か」といった文脈で徳島県の担当者の方からお招きいただいて、にし阿波の視察ツアーに参加させていただきました。

  • サテライトオフィスやコワーキングスペース
  • 移住お試し住宅
  • 地域で魅力的な活動を行っている法人団体

などを紹介していただき、超濃密な意見交換を重ねてきました。振り返ったら3日間で33拠点に連れていってもらってた。すげー楽しかった。詳しくは別媒体で記事になる予定です。

にし阿波エリアで写真を撮るのが楽しい

にし阿波に滞在中は一眼レフカメラを首からぶら下げてあれこれ撮っていました。このエリア、写真を撮るのがとても楽しい。撮った写真をまとめておきます。500枚ぐらい撮影していて、その中から10枚を抜粋。

祖谷渓(いやけい)という観光スポット。水がエメラルドグリーンでめっちゃ綺麗。周囲は壮大な大自然。

徳島県は廃校の利活用に対して行政が精力的かつ協力的な体制を敷いていました。趣のある校舎が放置されて朽ちることなく、形を変えて残るのはとても良いことだと思います。ここは「ハレとケ珈琲」というカフェの店先。中は理科室を模したインテリアになっていました。

利活用事例その2。廃校になった小学校をリノベーションして作られた「山人の里」という宿泊施設。学校に泊まれるのすごい。教室の空気感がそのまま残っている部屋があったりしてよかった。

徳島県には「吉野川」という194kmの長い川が流れています。この川は日本三大暴れ川の1つとして数えられています。洪水や水害が多いらしい。

その吉野川にかかる潜水橋(せんすいきょう)。欄干がなくて、吉野川が大雨で増水したらこの橋がそのまま水面下に潜る仕組み。欄干に流木などが引っかかったり、欄干自体が濁流をせき止めてしまったりして、橋ごと流失するのを防ぐための工夫らしい。

吉野川で開催されていたラフティング大会の様子。懇親会でラフティング世界大会優勝者の人と同卓して色々お話を聞いたところ、「ラフティングするなら吉野川が一番楽しいので移住してきました」って言ってました。吉野川の求心力がすごい。

つるぎ町の路地。海は近くないのに港町っぽい雰囲気が漂ってて不思議な空気感。

三芳菊酒造という酒蔵を見学させていただいたときの様子。ONKYOが技術協力して、お酒に音楽を聴かせる試みを行っているそうです。「ありがとうと言い続けると綺麗な花が咲く」みたいなオカルト的なノリではなく、単純に音が出す振動によって酵母に運動エネルギーが伝えられて、その結果として発酵の進み具合が変わるらしい。面白すぎる。

手乗りヤマガラ。「森のくまさん」というカフェの店主さんが餌あげてたら懐いたそうで、ヒマワリの種とかピーナッツとかを手に乗せるとヒュッと食べにきていました。

イケてる駅舎の穴吹駅。電車は1〜2時間に1本ペース。基本的にこの辺りで暮らすなら車が必須。

まとめ

そんな感じで目に入るものが美しくて楽しいところでした。紅葉とかのシーズンに行ったら風景も変わって面白そう。また行きたい。