クリスマスなので和光市のイタリア料理屋さん「ファットリーアエッセ」でディナーをキメてきた

書きそびれていましたがクリスマスイブの話です。今年は今住んでいる和光市周辺でいい感じのお店を開拓しましょうという話になり、駅近くのイタリア料理屋さんに行ってきました。おいしかったしスタッフの人がとてもいい方ばかりで、とてもいい食事になりました。

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店先。和光市駅から歩いてすぐの「あ、こんなところにこんなおしゃれなお店あったんだ」ってなる小道にありました。高架のすぐ近く。

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メニューです。

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ビールがハートランドでした。うまい。

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最近カトラリーが好きで毎回写真撮ってしまう。こういう装飾がないシンプルなやつが好きです。

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試合開始。バッカラマンテカートというお料理が里芋のソテーに乗って運ばれてきました。タラと牛乳を練ったもの。初めて食った。大葉? の風味が立っていてすっきりしておいしい。

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ホタテのパンナコッタ。生ウニ、甘エビ、イクラといった海鮮オールスターズに囲まれていてとても強い。もっちりしっとりして楽しい食感。こういうの作れるようになりたいです。

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トスカーナ地方の赤ワイン。

「ワインよくわかんないのでなんかおいしいやつください」と超ざっくりした注文をソムリエの人に伝えたところ「フルボディなのですが8年の熟成を経て、角が取れて飲みやすくなっている1本です」と出してくれました。うまかったです。

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「スフォルマート」というひよこ豆をプリンみたいにしたやつ feat. ピカンテという車海老みたいなやつのソテー。イタリア料理をコースで食べると普段聞き慣れない食材や料理の名前がどんどん飛び込んできて楽しい。写真が食べかけの状態なのは赤ワインで酔い始めて撮るタイミングをミスったからです。

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これ暴力的にうまかったやつ。ビーゴリという名前の家系ラーメンの太麺ぐらい太いパスタで、ズワイガニと蟹味噌の濃厚なソースが和えられていました。歯ごたえと味がめっちゃ好みでした。

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暴力その2。トリュフの香りが半端ないリゾットです。食うとトリュフの香りが鼻腔をすごい勢いで突き抜けていってその衝撃で半笑いになる。

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お口直しはシェフの実家で採れたみかんのグラニータ。口の中をリセットしてメインを迎え入れます。

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牛肉みたいな圧倒感のある見た目ですが鴨肉です。火の入れ方が絶妙で、どうやったらこんなうまく焼けるんだすごすぎだろって言いながら食べました。ソースはカシスとフォアグラのソースの上品な風味のもの。これ1皿で赤ワインが無限に飲めそうです。

あと付け合わせの肉の上に乗っている「ラディッキオタルディーヴォ」というジョジョの奇妙な冒険のキャラみたいな名前の野菜が上品な苦味でいいパンチになっていました。

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マスカルポーネとジャンドゥーヤのセミフレッド。ビジュアルが謎な上に料理名の説明がカタカナだらけでフリーズしてたら「ジャンドゥーヤというヘーゼルナッツとチョコレートのペーストと、マスカルポーネチーズをホイップ状にしたアイスケーキのようなものです」と噛み砕いて説明してくれたのでギリ理解できました。コーヒー飲みたくなる味。

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コーヒー飲みたくなるタイミングで届けられるのでここは天国か? ってなる。

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あとは食事中に出てくるパンがレーズンから起こした自家製の酵母を使っていたりして面白いこだわりが盛りだくさんです。ローズマリーのフォカッチャが美味しくておかわりしました。

そんな感じで和光市の名店イタリアンです。ソムリエの人もシェフの人もホールの人もみんな丁寧で物腰やわらかでずっといい気分で食事ができました。今度はランチでも行ってみたい。