今月の「新しいことに挑戦するぞプロジェクト」は、バイクのタンデム(二人乗り)に挑戦しました。クロスカブ110の後ろに、3歳の息子を乗せて。
2ケツしようぜ
正直なところ、びびるかなぁと思っていました。エンジン音とか、スピード感とか、後ろに乗る不安とか。でも結果はまったく逆で、めっちゃ気に入ってる様子。特にお気に入りは、黄色いキッズ用のヘルメット。見せるだけで、顔がパッと明るくなって「いこーぜー!」と玄関に向かって走っていく。何度かタンデムを経験して、今では「出発のスイッチ」になってます。

タンデム安全対策
安全面はがっつり対策しました。今回のタンデムのために揃えたのが以下の3アイテム。
- キッズ用ヘルメット(黄色でテンション爆上がり)
- 持ち手付きのタンデムベルト(落下防止の安心感)
- チャイルドステップ「タンデムライダーズ」(足元も安定)



静かに楽しむ後ろの息子
実際に乗っている時の息子は、はしゃぐことなく大人しい様子。でも後ろから「乗り物を楽しんでいる」という雰囲気がひしひしと伝わってきました。言葉では表現してなくても、心がちゃんと動いてるのがわかる。静かな喜びみたいなものがありました。
そのままの勢いで、晴れた日は保育園の送迎にもクロスカブで行っています。少しだけ遠回りして、田舎道をトコトコ走ってたら、後ろから「どこいくのー?」って聞かれたのが印象に残っています。あれはかわいかった。いつもの道じゃないってこと、ちゃんと覚えてるんだもんなあ。
選択肢を増やしていきたい
僕は「選択肢が多いこと」ってすごくいいことだと思っています。
手を繋いで歩く、並んで走る、肩車、ベビーカー、三輪車、バイク、軽自動車、アメ車、トゥクトゥク……親子の移動手段だけでも色々ある。それぞれに違う景色があって、違う気分を味わえる。気分が変わると、思考も変わる。そんなふうに、手段を変えるだけで日常がちょっと面白くなる。
こういう「あれこれやってみるのって楽しいよね」という感覚を、息子にも伝えていけたらいいなと思います。
さあ、来月は何して遊ぼうか。
いつも楽しく拝読しております。
父がバイク乗りで、よく後ろに乗せてもらって旅をしたり、近所に食事に行くのが楽しみでした。
5歳の頃に不注意で頭を切り、5針ほど縫う怪我をした際にも「病院にはお父ちゃんのバイクで行く!」と言い張っていたそうです。
とても素敵な教育方針(というより、お子さんと一緒に生活を楽しんでいらっしゃる)で、これからが楽しみです。
勝手に、親戚の子供のような気持ちで、これからも楽しみに拝読します。そしてお子さん、お父さんそっくり(笑)
コメントありがとうございます!
お父さまとのバイクの思い出、読んでいてこちらまでほっこりしました。5歳で「病院にはお父ちゃんのバイクで行く!」と言い張る姿、かわいすぎて思わずニヤけてしまいました(笑)。それだけ安心で楽しい存在だったんですね。
我が家も、気づけば“教育”というより“共に遊ぶ”“共に暮らす”スタンスで日々が流れていて、それが合っているなあと思っています。
「親戚の子ども感覚」、めちゃくちゃ嬉しいです。これからも、そんな気持ちでゆるく見守っていただけたら心強いです。そしてやっぱり似てますか(笑)。最近親戚からも「あんたの小さい頃と完全に同じ」と言われました。
今後ともどうぞよろしくお願いします!