初めて臭豆腐を食べてみた感想

台湾の話をしていると必ずと言っていいほど話題に上がるのが食べ物。で、「台湾料理マジうまいですよ」とか「優しい味付けで日本人の口に合うんですよ」とか「何食べてもおいしくて、今までハズレのお店に当たったことがないです」とかドヤ顔で解説していると高確率でこの質問が飛んできます。

「臭豆腐って食べたことありますか?」

そういえばなかった。俺は今まで台湾の何を見てきたんだ。というわけで臭豆腐の実績を解除しにいくことにしました。

一心素食臭豆腐で初めての臭豆腐にチャレンジしてきた


やってきたのは台中の逢甲夜市のエリアにある「一心素食臭豆腐」というお店。地元の人から評判の名店だそう。

店先にはジジイの唾を腐らせて乾かしたような強烈なフレイバーが漂っていて「近隣住民はなんとも思わないのか」と思うほど臭いです。これ、マジで食って大丈夫なの?


臭豆腐40元(200円ぐらい)。注文して5分ほどで提供されました。もっとドロドログチュグチュしたものだと思っていたら

  • 揚げられている
  • それにわざわざ穴を空けて味噌を突っ込んでいる
  • その上にめっちゃ野菜乗ってる

と、想像していたビジュアルと違ってちゃんと食べ物らしさがあります。

調理を経てニオイが軽減されているのも意外でした。外で嗅いだニオイの強さが100だとすると食べるときに感じる匂いは35ぐらい。店先で列に並んでいるときは「口に入れた瞬間吐くだろうな」と思ってましたが、お皿に乗っているのを嗅ぐと「あれ? たぶん普通にイケるぞこれ」ってなりました。


揚げられている様子。店先はめっちゃ臭い。

で、食ってみた感想ですが、食えます。食べている最中や後味で鼻の奥にうっすらと例の糞便臭を感じるものの、本能的に拒否するほどではないレベル。揚げられたことで表面がサクサクになって独特の旨味が出ていました。ただ別にそこまでうまいとも思わないです。1回食べたらもういいかな、ぐらい。

食後にWikipediaで臭豆腐の製法について調べてみたところ、「発酵液に一晩漬け込んで、菌を付着させることで豆腐の表面のタンパク質を分解する」とありました。たぶんこの分解によってアミノ酸が熟成して独特の旨味が発生しているんだと思います。糞便臭を発しているのはインドールという化学物質だそうです。食べ物のことをブログで書いて糞とか便とか臭みたいな感じをここまで使うのが初めてで困惑しています。

臭豆腐ができるまで

臭豆腐、出来上がって食べるまでに

  • 豆腐を作って
  • 発酵液に漬け込んで
  • 一晩待って
  • 揚げて
  • 穴空けて
  • 味噌突っ込んで
  • 野菜乗っける

というプロセスが必要なわけで、「なんなのその手間」と思いました。ちょっと臭い厚揚げを食べているような感覚なので、食べ終わると「厚揚げでよくない?」と思ってしまう。この手間をかける割にリターンが見合っていないように感じる。謎が多い食べ物です。

で、その謎が気になってしまって台湾旅行中の現在、「食べ比べたらもっと何か見えてくるのでは?」とか「もっとおいしいお店あるのかな?」とか考えながら臭豆腐のことを調べる時間が増えています。もしかしたら臭豆腐の沼に入り込んでしまったのかもしれません。

まとめ


お店は地元の人で満席でした。

確実に話のネタになりますし、台湾旅行に来たら一度挑戦してみると面白いと思います。漬物を多めに乗せるとだいぶ食べやすくなるのでおすすめです。

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