自宅で燻製したら楽しいしうまいから最高というブログを書いていたら高校の同級生が「ベーコンオススメ!」という素晴らしいアドバイスをくれたので作りました。
自宅でベーコン作ろうぜ 〜下ごしらえ編〜
肉。豚バラのブロックです。今回は260グラム。
塩は15グラム。肉の重さの5%以上が必要です。このあと1週間寝かせるのでここで塩が足りないまま処理すると食ったら死ぬ物体が出来上がります。塩の分量はちゃんと測っておきましょう。
ビニール袋に豚バラブロックとさっきの塩、バジルやコリアンダーなどのお好みのハーブ(クレイジーソルトで代用可)を適当に入れて揉み込みます。
揉み込みました。このまま冷蔵庫に入れて1週間寝かせます。おやすみなさい。
〜1週間後〜
1週間後の様子です。
こんな感じ。よくわかりませんがいいんじゃないでしょうか。
この肉塊には15グラム以上の塩が揉み込まれており、つまり塩分量が半端ないので水洗いして塩抜きをします。
「にくかい」ってタイプしても「肉塊」って出ないので調べたら「にっかい」が正しい読み方でした。今まで間違って覚えてました。どうでもいい。
肉を洗う。
本来はボウルに水を張って水道からチョロチョロと水を垂らしながら2時間以上置くのがベストらしいですがそんなめんどくさいことやってられないので横着します。ビニール袋に水と一緒に入れて3時間放置。
お祭りの金魚すくいを思い出しますね。思い出しませんね。
〜3時間後〜
はい。肉がびしょびしょなのでキッチンペーパーで拭き取ります。
しっかり水気を取ったらキッチンペーパーで包んで再度冷蔵庫へ入れて1日寝かせます。寝てばっかりですねお前は。乾燥が目的なのでラップとか不要です。
〜翌日〜
自宅でベーコン作ろうぜ 〜スモークポット導入編〜
さて、ついに燻製機に手を出してしまいました。Amazonで売ってたから買った。4000円しないぐらい。
温度計が付属しているのでこの時点からの燻製生活は成功が保証されています。最高。
ビジュアルも可愛い。
説明書も付いているので燻製ビギナーも安心。
自宅でベーコン作ろうぜ 〜燻製編〜
それではベーコンを燻りましょう。
塩抜きと乾燥のプロセスを経た豚バラブロック氏。
スモークポットに桜チップを敷きます。20グラム。
豚バラブロック氏を乗せます。
蓋して中火にかけます。20分ぐらいが目安です。
温度計をぶっ刺しておくとスモークポット内の温度を把握できるので死ぬほど便利としか言いようがなくて、今までダイソーの土鍋でやってた時の苦労はいったい何だったんだという気持ちになります。
燻製時の温度ですが今回のベーコンや鳥肉、魚介類などのそのままでは食べることができない食材は100〜120度の熱燻で処理します。チーズやちくわ、ゆで卵などそのままでも食べられる食材は50〜80度の温燻で。
中火にかけてぼーっと眺めてたら勝手に目標温度に到達します。
20分中火にかけ続けたら火を止めて5分ぐらいそのまま放置。このあといよいよ完成したベーコンの写真が出てきますがあなたは「めっちゃうまそう!」という感想を抱くことになるでしょう。
それではふたを開けます。
自宅でベーコン作ろうぜ 〜実食編〜
はい。誰がどう見てもめっちゃうまそう。これ見てよだれ出ないのはイスラム教徒ぐらいでしょう。
迫力がある。
上から見た図です。外側の質感が最高でした。
切りました。
内側が薄いピンク色で、まあおそらくこのまま食べても問題ないのですが「初めてスモークポットを使った日に食中毒になったら思い出的に良くない」と思って日和ってオーブントースターで軽く炙ることにしました。3分ぐらい。
〜3分後〜
完成。完全体。
食べました。
うまい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなに白ご飯が進むベーコン初めて食べた!!!!!!!
ビールにも合う!!!!!! 燻製の香り!!!! 最高!!!!!!!!
今まで食べたどのベーコンよりもうまい!!!!!!!!!
スーパーで売ってるベーコンと全然違う!!! あれは多分サンダルの底!!!!!!!!!!!
と思いました。サンダルの底はさすがに言い過ぎですがかなりうまいです。
塩気と燻製の香りが思ってたよりも少し強かったので今後の課題にします。たぶん塩抜きのプロセスちゃんとやってチップ少なくしたらもっと美味しくなると思う。楽しい。燻製、本気でオススメなのでやってみてください。
以下の『いぶり暮らし』という漫画は燻製の魅力を余すことなく伝えてくれる燻製界の聖書的存在なコミックなので良かったら読んでみてください。みんな読んで燻製にハマるといい。
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