映画「セッション」観てきた めっちゃ良かった

くらいました。

Brody Whiplash 1200
まとめようと思ったけどまとまる気がしないので思ったことをバーっと書いていきます。

あらすじとか感想とか

主人公はプロのジャズドラマーを目指して音楽大学に通う青年。ドラムのために恋人を捨て、友達も作らず、文字通り手に血がにじむまで練習を重ねる。この映画で描かれているのは青春、音楽、芸術。ではなく狂気だと思います。

BPM300でスイング気味のスピード感で狂っていく主人公。自分が観客なのか楽団の一人なのかわからなくなるほどの緊張感。ラストの高みに向かい、究極にたどり着こうとする高揚感。

観終わって映画館を出てからしばらくの間は頭がびりびりと痺れっぱなしでした。

何かしら、過去に真剣に全力を注いで取り組んだ経験がある、現在進行形で取り組んでいる人にはガッツリ突き刺さると思います。

思い出したこと

暴言、ビンタ、椅子をブン投げるなどのスパルタを超えた指導。僕の地元の友達なら思い浮かぶ人がいるはず。そう、バスケ部の顧問の佐藤先生です。

夏のクソ熱い体育館で朝から晩まで練習して、罵られ、殴られ、たまに過呼吸になったりしたことを思い出しました。

「辛い思いをしながら頑張る」という価値観は中学卒業と同時に教室の隅っこの方に置いてきたし、今は努力よりも楽しさをひたすら追求した方が結果的には良いでしょっていう考えを持っているのですが、「あの時のあの熱い気持ち、一旦取り戻してもいいかもな」と心の奥に青臭い火がつくような映画でした。

字幕が良い

字幕翻訳のセンスがものすごく良いです。なんか古臭い言葉や意味がわかりにくい罵り言葉がポンポン出てくるのですが、スッと頭に入ってくる字幕でした。

編集が気持ち良い

もう冒頭のワンシーン目からかっこいい。

その後もチラッと入るちょっとした風景、物、人物の映像が映し出されるのですが、全部音楽的な編集で見ていて気持ちいいです。

エンドロールも気持ちいい

いつも映画は「エンドロールの後に何かあるかもしれない」と思いながら最後の最後まで観るのですが、それすら忘れるほど、エンドロールそのものを楽しめました。上に流れて行くクレジットを眺めながら音楽に聴き入る。気持ち良かったです。終わった後拍手したくなったぐらい。

原題

原題は『WHIPLASH』。練習曲の題名でもあり、ムチウチという意味もあります。邦題の『セッション』には賛否両論あるみたいですが、個人的には素敵な邦題だと思います。

演技力

主人公の喜びをこらえきれずに溢れるにやけ顏の演技がやばい。あと助演の先生のスパルタ演技がやばい。怖い。

パンチライン

この一文は見逃しちゃいけない。

“Because the next Charlie Parker would never be discouraged.”

これ自体が名言ってわけじゃないんですが、このセリフが頭に残ってるかどうかでラストの受け取り方が大分変わってくると思います。

その他思ったこと

ポップコーンになんでレーズン入れるの。

サントラ

帰ってすぐにサントラ買いました。映画観てる時は話に夢中だったのですが、音楽だけゆっくり聴くとこれがまたいい。曲を聴きながらシーンを思い出したり。最近のヘビロテ。WhiplashとCaravanって曲を聴きまくってます。

まとめ

個人的に今まで観た映画TOP10に堂々のランクインです。本当に観てよかった。映画観るのに支払ったのが1800円だったので「映画館ってこんなに高かったっけ?」って思ったのですが十分もと取れました。半年後ぐらいにもう一回観たい。

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